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部下指導の心構え~部下の人格は信頼するが行動は信用しない #502-447

部下指導の心構え~
部下の人格は信頼するが
行動は信用しない、
ということで今回は情報提供をさせていただければと思います。

タイトルにもありますけれども、
今回、ご案内をする部下を指導する時の基本となる考え方、
それは「部下の人格は信頼をするが、行動は信用しない」ということです。
信頼とは文字通り「信じて頼る」。
一方、信用は「信じて用いる」ということです。

「なぜできないか」ではなく、
「どうすればできるようになるかをサポートする」のが
部下育成と言ってもよろしいでしょう。
これはまさしく今回のテーマである人格を信頼し、
行動を信用しないと同義です。

一方で、昭和的な教育は
「人格を信頼せず、行動も信用しない」
ここからパラダイムシフトが求められています。
では、具体的にはどんな行動が当てはまるのでしょうか。

今回は順不同でご案内をしてまいります。
例えば、部下の人格は信頼する
この具体的な行動としては、
意見を頭ごなしに否定しない。
相手の意見を歓迎し、傾聴する。
質問する。
丁寧な言葉を使う。
呼び捨てで呼ばない。
承認する。
こういった行動が
部下の人格を信頼する行動として
具体的に挙げられるかと思います。

次に、「部下の行動は信用しない」ということに対する
具体的な行動ですけれども
上司としての期待を明らかにする。
目標を設定する。
実行計画を考えさせる。
あるいは場合によっては一緒に考える。
進捗報告をマメに受ける
複数の選択肢を求め、
リスクを想定させる。
自発的な行動を促すなど、
部下の行動が
より望ましく変換できるように
視座の高い上司が
指導をしていくことが求められる行動が
たくさんあるかと思います。

最後にまとめになりますけれども
具体的な行動を考えていただけると
お分かりいただけるかと思いますけれども、
実は人格を信頼する行動と
行動を信用しないから取る行動は
補完的な行動になっています。
二十一世紀の部下指導のイロハのイと
言っても良いかもしれません。
マネジャーとしてチャレンジしてみましょう。

以上、部下指導の心構え~
部下の人格は信頼するが
行動は信用しないということで
情報提供をさせていただきました。

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