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9ヶ月でパナソニックを辞めた話。

大手企業への転職が必ずしも良いわけではない。

中途入社でパナソニックに転職しました。前職は中小企業(社員150名)の営業マン。転職活動をしていると何故か受かりました。そして9ヶ月で辞めました。

パナソニックでも子会社だろ?と思っていたら、まさかのパナソニック本体。アホな私は合格してから担当面接官に「これって本体ですか?」と確認しました。そうすると「子会社じゃないよ。本部の採用だから自信持ってね!」と言われました。当時26歳の私は年収が200万円ほど上がり、まわりにもすごく喜ばれました。

新卒時、Fラン大卒でリーマショックの就職氷河期を経験。送ったエントリーシートは120通。面接に落ちた回数は50回。採用してもらった企業は1社のみ!!

そんな私が転職活動でパナソニックに合格するだと?!

本当に信じられませんでした。

実際に働いてみると、キツイのなんの。
先輩は教えてくれない。会議は半日。見通しのつかない売上を達成で提出しろ!の毎日。

「どうやって数字をつくるつもりなんだ?」「具体的に示せ!」

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会議やプレゼンの資料作成に追われてる中で、週3の飲み会。忘年会シーズンには週5の飲み会。

飲み会を終えて酔っ払ったまま事務所に帰り、翌日の資料作成。終電で帰り、始発に乗る毎日。
同期が鬱になったという知らせや、他の営業所に配属された太っちょな同期は久々にイベントで会ったときはゴボウのように痩せていました。痩せ過ぎたら声も変わると知ったあの日。

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鬱から復帰した40半ばの上司は毎日ニコニコして狂気を感じるし、なんだこの職場は?!とだんだん私も精神を病んできました。

飲み会と資料作成、終電と始発。クレームと会議での吊し上げで、段々自分の思考力が落ちていくのがわかりました。

妻との会話も少なくなり(もはや会話する時間すらない)、これは自分が正常な判断ができる間に辞めてしまおう!と決意。

2回上司に止められましたが、頑なに拒否。私の大手企業での社会人生活は9ヶ月で終わりました。他にも書き足りないことは沢山ありますが今日はこのへんで(笑)

書き足りなかった分を書きました(2021/11/27)
↓飲み会が辛かった話です。


色々ありましたが、今は再び中小企業に転職して、家族との時間も取れて幸せ。

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大手企業はお給料も良いし、福利厚生も最高。ブランドもあるし。でも、そんなものは私の人生に全て必要なかった。自分が大切で、家族や友人が大切。あのときしっかりと辞める決断をできた自分は最高に冴えてましたよ(笑)

それでは、また!





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