2021年のまとめと2022年に向けて
2021年のまとめ2020年末ぐらいからSESの会社にうつり、2つの派遣先で働いてきた。そこで色々感じたこと、今後やりたいことをまとめてみる。
2021年のまとめ
雑に言ってしまうと、詰んでいる派遣先はどんなものかと言うのを体感で得ることができた。ビジネス的に詰んでいる職場と、技術的に詰んでいる職場である。
派遣先の名誉のため、仕事内容を言うにしても架空のものを使っておく。
ビジネス的に詰んでいる職場
最初の派遣先はシステム子会社であり、とある基幹系システムの運用・保守の人員として派遣された。あとから考えてみると、最初から不穏な点はあった。
とりあえず、親会社を鉄道会社として会話を再現してみよう。
面接者「自分たちは運転状況の監視をシステムで行おうとしています。あなただったら何を使いますか?」
僕「とりあえずダイアグラムが必要じゃないですか?あとは監視カメラのデータとか?」(※自分の前職の知識を使った会話)
面接者「弊社ではダイアグラムを使わず、入退出のデータだけから監視しようとしています」
僕「???(エビデンスをどう取るんだ?)」
どうやら、政治的な理由で「これがあれば一発じゃん」といったデータが使えないようだった。
出発地点の時点で間違っているプロジェクトがうまくいくわけもなく、自分が派遣されている時点では親会社と子会社の責任の押し付け合いや、互いの技術力の不足による非効率が蔓延していた。
詰んでるビジネスに付き合う事によりモチベーションが下がったうえ、新しい人員を招き入れるだけのメリットがどう見てもなかったので営業と相談して撤退させてもらった。
技術的に詰んでいる職場
そのあとに割当てられた案件は、下記のような発言が普通に出ているような職場であった。専門学校・専門高校などをまともに勉強した人たちだとこんなクソコードは絶対書けないだろうと思ったので、自分目線では新卒以下の技術力のチームと考えている。
「クソコードはエンジニアを貧乏にする」という言葉があるが、そこから更に一歩進んでクソコーダーがクソコーダーを育て上げる悪循環がしっかり回っているように見えた。
更にこのレベルのコードがプロダクトコードとして流出しているということは、会社内での技術の標準化などもカケラも行われていないことを示しており、改善の見込みもなさそうだった。
このことから自社内の開発案件の開発者候補に自分が選ばれたとき、これ幸いにと逃げ出すことにした。
2022年の抱負
これだけのクソの塊の経験をしたのだから、今年はそれを自分や社内の肥料に変えることを目標とする。
自社開発の案件が1月から開始するため、社内の開発の基準となるプロジェクトとできるようにする。
それからは…どうしようかなぁ。柔軟に考え中。
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