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ワインの酸化防止剤について

ワインの酸化防止剤について

今回は酸化防止剤について
書かせていただきます。
知ってる方々には度々申し訳ありません🙇‍♂️

酸化防止剤とは、SO2、亜硫酸塩とも呼ばれ、
二酸化硫黄と酸素が結合したものです。


これは発酵を止め、ワインの過発酵を
抑えたり、品質を安定させるために使われます。

ナチュラルワインの中でもこれを添加していない生産者とほんのわずか添加している生産者も
います。
この量が少なければなるほど、ワインの品質を
保つのが難しく、一歩間違えれば売り物に
なることもできません。

一般的に大手のワインには必ずといっていいくらい添加されています。
実際にビジネスとして考えるなら安定した品質と
味を求めるのがセオリーだからです。

でもそれよりも良いものを造りたい、
地球環境などを考えて、リスクを負いながらでも
造る生産者たちもいます。


酸化防止剤の表記について、
日本に販売してあるワイン全て
(加熱処理などしていないもの)に酸化防止剤と表記されています。

これはすごくややこしいのですが
酸化防止剤も一切加えていない
ワインでも書く義務があります。

「え?!どゆこと?!」

と思うのですが、実はブドウ自身が自分を酸化から守るために、
抗酸化物質を生み出すのです。
そして、日本の法律では微量でも
それらが検出されれば書く義務が
あります、、。

「でもスーパーとかに酸化防止剤
無添加ワインあるやん!」


確かにありますね!
パックやプラスチックに入れられたものが、、。
これらのものって常温でスーパーに
ありますよね!

そう、つまり加熱処理してあるから
常温だろうが大丈夫なわけです。

そして原材料を見ると、、、。

濃縮ブドウ果汁(外国産)どーん!


「濃縮して、水で薄めてるしブドウ果汁
(外国産)てどこのやねん?!、

そしてどんな農法かも一切書かれていない、、闇

酸化防止剤は入ってないよ!酸化防止剤はね!

と言われているかのような、、、。

言葉のマジックですよね、、、。
こういった言葉に惑わされず真に良いと
思うものを選択できるようになりたいですね、、


二日酔いや頭痛の原因とも言われている
酸化防止剤。

科学的なことは分かりませんが、
僕自身、以前からワインは好きでしたが、
量をあまり飲めなかったり、まだらに赤くなったりしたのですが、こういったワインを飲み始めて
こんなにワインってスルッと飲めるんだ!

と感じたので、その時の感激を胸に秘めながら、
日々皆さまにお伝えしていきたいなと思います!

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