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【ポッドキャスト”J's BAR” #37】 漫画家、東村アキコの哀しく美しい懺悔の物語「かくかくしかじか」

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「かくかくしかじか」は、東村アキコさんから恩師への懺悔の物語。東京タラレバ娘やクラゲ姫など、コメディ作品において人気を博し、映像化もされてきた人気作家の東村アキコさん。その東村アキコさん自身の体験を元にしたノンフィクション漫画。

  • 受験期:林明子は、宮崎県の片隅で伸び伸びと育ち、自分は絵の天才だと思い込みながら少女漫画家になることを夢見ていた。高校生のころ「美術大学に進学し、在学中に漫画家としてデビューする」という計画を立て、高校3年生で、美術教師のすすめで日高絵画教室の美大進学コースに入る。しかし、講師であり自らも画家の日高健三に、それまでの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、待っていたのは竹刀とアイアンクローのスパルタ指導。日高先生と、明子が、ときに反発しながら二人三脚で美大合格を目指し、見事金沢の美大に受かります。

  • 大学生活:合格後は絵に情熱が持てず、抜け殻のようにただの遊び回る大学生になってしまいました。課題をかけず、ヒステリーを起こしたアキコ、親に呼ばれた先生が原チャで1時間以上かけて駆けつけ、何も考えずに書けと。そうして書いた絵は高評価。しかし、先生なしではまだ書けなくなるアキコ

  • 就職期:美術教師の口があると帰郷したものの、それがなくなり、お父さんの会社であるNTTのコールセンターで働くこととなります。それと同時に、日髙先生の教室で講師をやりながら受験生を支える日々に。このコールセンターの日々から抜け出すために、アキコは初めて本気でマンガに取り組むようになります。漫画雑誌の新人賞に応募し、受賞したしてから、徐々に漫画家としての仕事が増えていきます。

  • 漫画家期:漫画に集中するために東京移住を打診されるが、間をとって大阪に。日髙先生には半年と嘘を言って宮崎を出ます。他の漫画家と交流、切磋琢磨しながら忙しくも充実した日々を送ります。教室のことは忘れていきます。そんなある日に先生から、悲痛なお願いの電話が 東村アキコ「かくかくしかじか」

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