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書籍レビュー「もしも社畜ゾンビがアウトプット大全を読んだら」

こんばんは。Mickey★です。
今日は、話題になったアウトプット大全を、実際にどのように活用するかをマンガで描いた本を紹介します。

10年以上前に「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本がヒットしましたが、それを彷彿させるタイトルですよね。
略すと、「もしゾン」となりそうです。(漫画の中では、もしゾンと描かれていました)

この漫画をオススメしたい人


1.仕事が苦痛もしくはつまらないと感じている人
2.何をやってもうまくいかない人
3.夢を持って挑戦したい人

この漫画のあらすじ


某IT企業に勤めている主人公の外山健は、自ら志願した「社内新規事業プロジェクト」の企画案が出せずに悩み続ける日々を送っていた。一生懸命に努力して仕事をするも空回りの連続で、周囲からのプレッシャーに苛まれていた。そんな中、いつしか思考停止でモチベーションも湧かない「社畜ゾンビ」となってしまう。

出口が見えない中、トイレで謎の清掃員に声をかけられる。
「昨日はどんな一日でしたか?」

その質問をきっかけに自分のことを振り返り、言葉にできるようになっていく健。言葉をノートに書きだすことでアイデアが沸き、チームメンバーとの信頼関係も取り戻し、少しずつ前向きになってきた健だったが、新規事業に予想外のトラブルが発生し・・・。

果たして、健はプロジェクトを成功させることができるのか?
そして、健は社畜ゾンビから人間に戻ることができるのか?


アウトプットのやり方が具体的にわかる×ChatGPTの活用を!

この漫画で出てくる『社畜ゾンビ』は、『労働者によく見られる気分障害の一種。物事への意欲や思考のまとまりがなくなり、混濁する状況が続く病である。パフォーマンスが著しく低下する。また、それにより、働くこと、生きることへの意欲も低下してしまうことがある。自覚症状に乏しいため、潜在的なゾンビも多い。休養が必要で、治療法は、まだ見つかっていない』と定義されています。
要は、誰かの指示や命令で『やらされ感』で仕事をしている状態のことを指しています。おそらく、サラリーマンの多くが、このような状態になっているのではないかと思います。
自分の人生を生きるために、自分の思っていること、考えていることを話したり、書き出したり・・・とアウトプットをすることで、自分自身の考えが整理して、自発的に他者に発信をすることで、自身の行動が変わり、周りも変わっていく・・・ということを具体的な事例で表されています。
解説が30個あるのですが、特に大事なのが、インプットとアウトプットのバランスで、インプット3に対して、アウトプット7が黄金比のようです。
私もインプットはよくしているものの、実際にアウトプットしているのは、全体のうち、1割か2割だなと思っていたので、もっと、アウトプットの方に重点を置いた方が良いなと気付きました。
人と会話するのが苦手な人は、まずはchatGPTを活用しても良いと思います。(本にも書いてありますが、話すことに比べると、文章として書く方がレベルは高いので、音声認識を使うことをオススメします)
この本に書かれているアウトプットで、書く、質問する(想定質問と回答の用意)、説明する(一般的な言葉であれば)、要約する、情報発信する(Twitterとかブログとか)、引用する、は、ChatGPTの活用が可能です。

漫画は、時折、パワハラだよね?という表現が含まれており、「この会社、大丈夫?」と感じてしまいました(笑)
また、主人公が職場の同僚に「ゾンビなんだ・・・」と打ち明けるシーンがあるのですが、打ち明けられても、困るわ~と思いました。

分厚い本を読むのが苦手な人は、漫画でアウトプット大全のポイントを掴むことができるので、良いと思います。


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