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年休について

定時退勤がちサロンでは「年休」というパワーワードについてもしっかりと扱っていこうと思っています。みなさんは、年休取れてますか?
年休は、年20日間取ることができ、かつ翌年度への繰り越しも最大で20日間できます。つまり、MAXだと年40日間の年休を持っている教員がいるということです。
(ちなみに、繰り越しできない分に関しては、捨てる事になります)

年休は1日単位でも1時間単位でも取得することができます。ただ、教員(特に担任)だと、子どもたちのいる時間に年休を取るということは結構難しいですよね。
なので、おすすめの取り方を2つ紹介します。

①長期休業中(夏休みとか)にまとめて取る
 夏休みなんかは顕著ですが、子どもがいない分、業務はあるのですが、時間に追われることは少ないので、年休は取りやすいと思います。ぼくのオススメは「年度当初に(学校の年間行事等のない日に)夏休みの予定を入れちゃう」です。例えば、その日に合わせて旅行のチケットを買うとか。すると、もう年休取るしかないわけですから、それに合わせて仕事を効率よくこなしていくしかないんです。こうして、先に環境設定してあげると、年休は取得しやすいです。

②放課後にこまめに取る
 子どもたちが帰る放課後から定時までの時間は、休憩時間を抜くとおよそ1時間くらいではないでしょうか?その時間を年休に当てれば、1時間は消化できます。もちろん、放課後に職員会議や学年会などの予定があれば難しいですが、個人の仕事しかない場合は、後回しにしたり、上手く手を抜いて時間をつくったりすることができるかもしれません。
そのようにして、なるべくこまめに年休を取るというのも、大事なコツです。

変な言い方ですが、年休を取るには、「年休を取るための練習」をしないといけないと思っています。つまり、たくさん年休を取るほど、その取り方が上手くなるのです。
基本的に、よほど業務に支障がない限りは、年休を取得する際に理由は必要ありません。なので、理由も書いていないと思います。しかし、年休を取る際には、どうしても先生方は理由を添えることが多いように感じます。「○○のために、1時間年休とってもいいですか?」のような感じで。もちろんそれもアリですが、それが当たり前になってしまうと、だんだんと「なにか理由がないと、年休ってとりづらいな」というマインドになっていきます。それはマズい。前述したように、年休は権利であり、本来は理由なんていらないのです。なので、普段から、特に理由もないときに「帰りたいから(帰れそうだから)年休とろう」ということをしておくのは、非常に有意義だと思うのです。


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