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小さな目標、積み重ね

今回は、こちらの記事の後日譚。

28メートル先の的に初めて中(あた)ったとき、またnoteに投稿しようと思います。
年内投稿を目指して、がんばります!

このように記事を締めくくっていました。
この記事の後日譚ということは、、、

そう。

中りました!!

記念すべき初的中は9/4でした。私の予想では、もう数週間かかると思っていたのですが、スパンッと中ったときの音はまさに爽快でした。

記念すべき初的中までに起こったことを文字起こしします。



弓道場に着くと、まず巻藁(まきわら)という藁俵の前で練習を始めます。マンツーマンで教えてもらいながらフォームを確認しつつ、近距離の藁俵に向かって矢を放ちます。

いっぱいここで練習しよう、と思い、矢を放っていきます。
普段なら人が多くて練習できる本数も限られているのですが、コロナ対策で教室の時間が2部制になり、夜の部は人が少ないため数をこなせるのです。

この日の練習で初めての失敗をひとつ、経験することができました。
矢を放った後、弦(つる)が左肘の内側をクリーンヒットしたのです。後からじんわり痛みがやってきて、先生に

「すみません、矢を放ったときに弦がここに当たっちゃったんですけど、これってどうして当たっちゃったんでしょうか?」

と、聞くと、めちゃくちゃ先生が申し訳なさそうにしていました。
けっこう痛いことをご存知なのです。
当たってしまった理由の原理を聞き、責任を感じたということで、もう二度と起こらないように基礎を丁寧に説明していただきました。

もう大丈夫だろう、というところで

「腫れてきたりしたら冷やさなあかんし、言うてな」

という言葉とともに的前に送り出していただきました。
ちなみに、腫れの赤みはすぐに引いたのですが、小さな青アザがしばらく残りました。



さあ的前です。記念すべき1射目。
週1の教室でしか弓を引いていない、かつ、的前なんて数えるほどしかまだ立っていないので撃つまでの所作で指導が多々…。

それらをすべてクリアして、めいいっぱい胸を開きます。

矢の方向はもうちょい前、
少し上、
もっと押して、
引っ張り合って、
はい、自分のタイミングで

スパンッ

おお、中った。いきなりやん。
心の中で静かに思いつつ、爽快な音にテンションは上がります。ここで表だってはしゃがないのは弓道というスポーツ柄もそうなのですが、私の人柄からしても表情には出ませんでした。

こんなに早く、まぐれだったとしても初めて中るとは…
note更新しないとな。そう思いながら2射目に移りました。


ここまで書いたところで、更新しようとしたのですが、今日まで更新せずに放置してました。

というのも、中ったには中ったのですが、狙いを定めるところまで相当先生にアシストをしていただいたので、「これを自分で中てたと言っていいのか…」と思ってきたからです。


年内にもう一度的中することがあれば投稿しようと思って1ヶ月。
先日、10/4に再び的中したので投稿することにしました!!

記事を読んで、1ヶ月前に書いた自分と比べると、今ではアシストがほとんどなくなったんです。一人で引いてみて、引き終わった後にフィードバックをいただくようになりました。

その状態で、自分で狙いも定めて真っ直ぐ飛んだ矢が、的の真ん中に的中したので嬉しかったです!

個人的には、中るか中らないかより一連の所作が綺麗にできているかの方が気になるので、課題はまだまだたくさんあります。
これからも引いていけるのが楽しみです:)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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