素敵な休日
2021年10月31日。
今日は1日、何も予定が入っていません。
緊急事態宣言も明け、緩みすぎてはいけないものの、いつもとは違う休日の過ごし方がしたいと思いました。
美術鑑賞か音楽鑑賞か、観劇したいな。何かないか探していたところ、ランチで訪れたカフェで『ギア』という公演を知りました。
日本発×日本初のノンバーバル(=言葉に頼らない)シアター『ギア-GEAR-』。
光や映像と連動したマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによる迫力のパフォーマンスで感動のストーリーを描くと共に、セリフを使わない “ノンバーバル”という演出により、小さなお子さまから大人まで、そして外国の方までもが、言葉の壁を越えて楽しんでいただけます。
(京都の感動エンターテイメント ギア-GEAR- HPより)
めちゃくちゃ面白そう…!
木曜日に存在を知って、金曜日にチケットを予約、日曜日に京都まで行ってきました。フットワーク軽めです(`・ω・´)
京都にある大学に通っていたので、劇場のある場所にもすぐ行けました。大学生当時は、こんなところにこんな素敵な小劇場があるって知らなかったな。
建物の3Fまで行き、入場
取った席はB-14。前から2列目、右端の席。
想像より、ずっと舞台に近い。
かなり近くて、S席で事前予約お願いしたらもうこの席しか残ってなかったのでこの席だったんですけど、めちゃくちゃいい席でした。
あまり公演の中身や演出については触れませんが、小劇場ならではの距離の近さが、私はとても好きでした。
距離が近いこともあって、目を合わせてくれるんですよね。皆さんカッコ良かった&ドール役の女優さんは可愛かったのですが、マジシャンのお兄さんが特にカッコ良くて。目が合った感覚の後にウィンクされるともうダメですね。ジャニーズのライブで「今、私にウィンクしてくれた!!」と言う女性の気持ちがわかりました。(対象になりそうな観客の方は他に2人くらいしかいない角度だったので、勘違いでも許してほしい…笑)
マイムもブレイクダンスもジャグリングも、全員での息の合ったパフォーマンスも、見ていてとっても楽しかったです。
本当に皆さん楽しそうにパフォーマンスをされていて、表情や身振り手振り、音と光の組み合わせに感動しまくりでした。
今度は友達も誘って行きたいです:)
終演後は撮影OKで、10月限定のプロジェクションマッピングハロウィンver.が投影されました。
1時間半の公演、大満足です。
☆
終わった後は、劇場近くのブックカフェ「Cafe Bibliotic Hello! 」に寄りました。
大学時代にブックカフェ巡りをしていた時期があり、数年ぶりの再訪。ここのランチのジェノベーゼがめちゃくちゃ美味しかった記憶、あったんですよね。
2F席に案内され、静かな空間で公演の余韻に浸ります。
ここで、HPに載せられていた「プロデューサーの言葉」を改めて読んでみます。
日本文化の本質は、すべてのものに魂が宿るというアニミズム的世界観に基づいた「調和」にあると思います。
そして「豊かさ」とは、異質なものが絶妙なバランスでつながり、絡み合う多様性の中でこそ育まれるものではないでしょうか?
一つ一つの歯車(ギア)の大きさや色、形が違っても、それらが補い合い、連動した時、調和という真の美が創造されるのだと
信じています。
海外に8年住んでいた私も、日本の「調和」を重んじるところに魅力を感じています。
異質なものも受け入れていく寛容さは、日本語という言語に強く感じます。和製英語の存在自体が象徴的です。
そして、誰ひとり取りこぼさない、皆んなで、という意識。時には枷になり、時には救いになるような独特の文化。
技術の進歩は、一人で何でもできると思わせてくれますが、結局一人では生きていけない。
人として生きる、生きがいを見れる作品でもありました。
☆
京都で休みを満喫し、大学生気分になれて、一気に若返りました。
良い休日だった。
こんな時間の過ごし方、忘れていたな。
いやー、本当に楽しかった。
素敵な1日をありがとうございました。
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