結婚していたときの事⑤
こんばんは。今日も続き、お話ししますね。
どの位入院したんだろう。一週間も入院はしていないと思う。あの人が毎日やってきて、反省している様子?!で「これ以上〇〇をこんなところに置いておけない」と言い出した。そうして退院するのだが、今思えば、精神科の通院はせずに、逆に形成外科へ通院することになった。手首の傷の処置だ。カルテには運ばれた状態の時の腕の写真が添付されていて、それをチラッと見た時にはさすがに驚いたというか、気味が悪かった。自分がやったことなのに・・
死にたいと思ったのは事実。でも、本当は信号をあの人に送りたかった、わかってほしかった、そんな気持ちもあったのも事実。こんなことをしても死ねないことはわかっていた。でも、何とか気持ちを伝えて普通に戻ってほしかったのだ。
私達が住んでいた家は、あの人の母親が借金してまで息子に古い中古住宅を2軒買い与えたうちの一つだった。(もう一軒は貸家)私がこんな事件を起こしてしまったせいで「人に家を貸しているのに、隣で自殺なんてされたら迷惑だよね」とあの人の母親が言っていたようだ。私の事を心配すらせずに。それを聞いて、本当にショックだった(T_T)
退院してきて真っ先にあの人が私に言った事。「〇〇もやってみたらいいのに」と、私に出会い系サイトを勧めてきた。その時は、やっと私も携帯を持ち始めた頃で「そんなの嫌だよ」って言う。でも「楽しいからやってみたらいい」って。そんな感じで半強制的に私も足を突っ込むことになる。
どこの誰だかわからない人と文字を通して会話することに、非常に違和感を覚えた。何とも気味が悪いなと思いつつも、少しだけやってみた。やっぱり相手は男性ばかり。当たり前。やましいことは一切なかったけど内容も見られたくないから、次第に別な部屋に行ってメールをするようになる。そうすると、あの人が私にやってみたらいいって勧めてきたくせに、やきもちを焼くようになった。ほんとに身勝手な奴。
しばらくたってそしてついに、あの言葉が出ることになる。
「そんなにコソコソするんだったら体売って働けばいいんじゃないの?」
言葉が出なかった。体が固まってしまった。驚いて涙も出なかった気がする。そこまで言うんだぁ。私って何なの??って思った。ここまで頑張ってきたのに、そんな言葉がでてくるとは。。。そこで私のスイッチが切れてしまったのだ。
「もう、ダメだ」と
その夜家を飛び出し、ドラッグストアへ向かい「ヘアーブラシ」を買った。自分専用のものがなかったからだ。1000円もしないブラシだったが、自分の物が買えたのが本当に本当に嬉しかった。貧乏していた時に買って物凄くうれしかった時の気持ちを忘れないように、17年経った今でもボロボロだけど使っている。
家を飛び出して実家へ行くと心配をかけるので、ちょっと遠くの叔母の家に行くことにした。そこでしばらくお世話になることになる。
私が今までこんな行動を取ったことがなかったから、あの人はびっくりして翌日から私の実家に何度も行ったり、あとは電話をかけてきたり。電話はストーカー並みの回数だった。もう私も「離婚するしかない」とやっと思えてきて、あの人の行動(電話の回数や家に来た回数など)をメモるようになっていった。 いよいよ離婚への準備だ。
離婚するにあたり、まずは借金をどうするかという問題。そこで弁護士に相談して【債務整理】をすることになる。弁護士事務所に行ったときに言われたこと。「いくら生活のために使ったとはいえ、あなたの名義のものはあなたの借金です」と言われた。ガツンと頭を殴られたようなきがした。いくらわたしが全部使っていないにしても、世間からするとそうなるんだなとつくづく感じ、そう言われた夜はショックで寝込んでしまった。
債務整理をしてからは、無理のない金額を月々それぞれのサラ金へ払うようになった。もう一切サラ金からの連絡は来ることはない。まぁ貧乏しながらでも毎月欠かさずに支払いはしていたので、サラ金からの督促の連絡は一切なかったけれど・・とにかく一つクリア。一歩前進。
今日はここまでにしますね。つづきはまた次回に。。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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