起業ブームの危うさを裏返して躍進する方法。

起業家促進プロジェクトやスタートアップ支援がどこでもみられ、女性やママ起業家も増えた。

私も会社経営をするシングルマザーも10年目なので、社会が生み出した形のひとつなのかもしれない。

最初は、資金も人脈もなく、ひとりで考え立ち上げたビジネスを軌道にのせることに必死で、ビジネスコンテストや助成金などに頼ったりもした。

私の場合、子育てと生計を立てることをまさにひとりでやっていたので毎日必死そのものだった。

それでも、目の前の利益にとらわれず、社会貢献に繋がることを目標に登壇したりもした。

なので御察しの通り、生活は数年しんどかった。

本来この状態では、いいアイデアが出たとしても現実化させるのがやがて苦しくなるもの。

理想を描いたまま長期間の赤字を耐えれる人は多くない。離脱したくなる。

創業時にはあったパワーもなかなか売上に繋げられなければ当然パワーダウンもしてしまう。


私自身は介護と育児をしながらひとりで崖っぷちな生き方を選択するしか手がなく起業した。

認知症の母と多種類アレルギーでどこにも預けられない我が子とみんなで生き暮らしていくには、夜中に自宅でひとりで完結できる仕事をゼロから作り出すしかなかったのだ。

ママの部類ではいたけれど、主婦のお小遣い稼ぎとは訳が違うかった。

そこから10年。いままで続けてきた物販を軸に、社会貢献に繋がることを相変わらず目標としていることにブレていない。

本来まっすぐに利益を追うべきなほど苦しい環境だったけれど、いつでも利益度外視だったので、何度も会社をたたみかけた。当たり前だ。笑   私は完全にあほだ。

でもそのたびに偶然が重なって命拾いした。まるで、神様に「こんなところで倒れてる場合じゃないですよ、あなたは。笑」と面白がって言われてる気分だった。


どうして私は生き延びてられるんだろう?と考えた。

支えてくれている外注スタッフがとにかく凄腕の人格者なのだ!!!

私がはちゃめちゃな仕事で爆死しているときも、スタッフは冷静に「大丈夫ですよ。」とブレることなく仕事をいつもこなし励ましてくれた。

そう言ってくれる人が何人か側にいてくれているのだ。

なんでそうも冷静でいられるのだろう?と考えた時に、

彼ら彼女たちの共通点を見つけた。

それが

「メインの収入源が他にあること。」

そう。

私と関わる仕事以外にも収入源があるため生活は傾かず、窮地に追い込まれる感覚がほぼないのだ。

当の私はひとりで負債を抱えることになる可能性もあるのだから、はげしく動揺もしてしまう立場だ。


「メインとサブに収入源がある。」

このバランスが最強なのだ。


ほとんどの経営者は利益目的で動く。

利益がでない仕事は無駄だからしない。


だから、いま空っぽなゾーンである「利益のでない無駄なこと」を

本気で手掛ける人がアツい。

国民全員総メディアの今、会社や企業というポジションが手を出せないジャンルが「利益のでない無駄なこと」。


このジャンルでのびのびと披露できるのが、利益がでなくても困らない人たちによる、最高のクオリティとポテンシャルを持った、最高に無駄なことの集大成。

それが「プレミアムフォトアート」を手掛けるうちのデジタルチームである。

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って宣伝になってしまったけれど。笑


今はメイン事業の他でこうして好きなことをしている私を含め、携わるメンバーには全員他に収入源がある。

よって利益がなくても打ち込める強さ。

何に本気で挑むかは、「好き」に勝る感覚はないと思っている。

このお金のためではなく本気で好きで打ち込んで仕上げた自分たちの達成感が、最高に楽しい人生を彩ってくれる。

そしてさらにそれが評価されると私達の喜びもさらに跳ね上がり、また良い仕事をするんだ。


起業することはとがめない。

しかし、他にも収入源を確保しておいたうえで挑戦したほうが、利益に翻弄されることなく、本当にあなたの好きなことが出来るだろう。


って、私がドヤ顏で言うなよとつっこみたい。笑








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