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読書の秋に思うこと(ケチくさ備忘録)

人から借りたものは必ず返す
小さい頃から教え込まれてきたことだし、常識だと思っていたのだが、ふと思い返すと返ってきてない漫画、本が結構ある。
どれぐらいあるんやろ?思い出して記録してみたい。
ちなみに、私は読書がめちゃくちゃ苦手である。知らない言葉が出てくると思考がそこで停止する。1冊読み切れたことはほとんどない。

ハチミツとクローバー 羽海野チカ著
1〜3巻
大学2回生の時に部活の同期に貸したまま。最近やっと諦めがついて再購入。
ちなみにこの同期には、友達の誕生日プレゼント代2000円の肩代わりもしたままである。こっちは一生覚えてる。
最近開業したというので、仲間内で一人1万ずつ出してお祝いをした。
フランクなお礼のLINEとともに、Amazonギフト1000円分が添付されていた。
なんだか一生モヤモヤさせてくれる。

ソラニン 浅野いにお著
全2巻
医局で回して最後回収しようと思ってたのに、どこ探しても見つからなかった。

ベルサイユのばら 池田理代子著
文庫版全5巻
医局で先輩に貸して、その後後輩に回して、そこから返ってこなかった。
手元に置いていつでもオスカルに会いたいのに。

乳と卵 川上未映子著
先輩に貸したまま。多分催促したら返してくれる。

みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議
みうらじゅん、宮藤官九郎著
こちらも先輩に貸したまま。ギャグ要素しかない本なので、むしろ回してもらって楽しさを広めて共有したい。

母影 尾崎世界観著
これは、件の美容師に貸した。読みたいって言うから。でも絶対読んでないと思う。しかも単行本。

借りたものは必ず返すのが信条であるが、返さなくても良いと言われたため、許可を得て頂戴したものもある。

娼年/逝年/爽年 石田衣良著
また読みたくなったら買うから持っといて、と言われた。
この本の甘美な世界はここで止めておいてはいけないと思い、職場で回した。

マスカレード・ホテル 東野圭吾著
少し本を読むようになって、本好きの先輩から借りた。本棚がいっぱいだからという理由でいただいた。

罪の声 塩田武士著
同先輩から、同理由でいただいた。
映画を観た後だったので、1冊なんとか読み切れた。自分史上読んだ本の中で一番分厚い。

貸したものの記憶が鮮明で、そこから派生する恨みもあり、いかに自分がケチくさいのかよく分かった。
それと同時に借りたもの、いただいたものの記憶も鮮明なのである。
人様のものが家にあるというだけで、お尻の穴がきゅっと締まるような緊張感が走り、早く返して楽になりたい、と思う性分である。
しかし世の中にはそうでない人も結構いるものなのだ。
特に本、漫画、CDの類。借りパクしても良いと思わせる値段のボーダーが知りたいものだ。
否、そんなことを考えあぐねていること自体やっぱりケチくさい自分である。
はぁ。

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