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新しい事務所さんでの、初回レッスンでした。

4年前に演技レッスンの仕事をはじめてから「みっちょさんレッスンやってるんですよね」と紹介のご縁をいただき、いつの間にやら大人子供含め4ヶ所になりました。

人前でセリフを言えずに涙をポロポロ流していた引っ込み思案の子が、か細い小さな声でセリフを言うようになり、3ヶ月経つころには自分からしっかり意見を言えるようになったりして、もうオカンはもうもう胸がいっぱいです。

レッスンではもちろん演技の練習をするのだけど、それだけではなく、私が現場で困ったことをたくさん伝えるようにしています。

映像と舞台の演技の違い、映像の現場に入ってから本番までの流れ(動き確認→セッティング→テスト→本番とか)本番のとき「カメラ回りました、用意、スタート!🎬」どのタイミングでお芝居を始めれば良いのか、なかなかカットがかからない時はどうすればいいのか、、ナドナド

誰にも教わらなくて私自身が失敗を繰り返して来たことを、「現場に行ったらこうするんだよ」と、演技の練習と共に折りに触れお伝えしています。

私はメソッドを習得しているわけでもなくアカデミックな学びもしていない現場叩き上げなので、4年前は「自分が教えなんてして良いのかな」という迷いは結構ありました。でも今はこれが自分にできる伝え方だなと腹が座って、一層現場の仕事を頑張ろう、演技の勉強をちゃんとしようと思えています。
最初に「向いてると思う!やってみない?」と声をかけてくれた友人に感謝です。

あと私にできることは、どれだけ生徒さんたちを愛せるか、良いところを見つけて伝えられるか、楽しく変化させられるか。

レッスン中はずっとダッシュしてるような集中力で、終わったらヘトヘトです。
帰り道はいつも、あれで良かったのかな、こう言えば良かったなとひとり反省会をしながら、それでもなんとなく充足感もありつつ家路につきます。

新しいことに挑戦して良かったなぁ。

今日はじめてお芝居に挑戦したあの子たちも、やってみて良かったなぁと思ってくれるといいな。
「楽しかったー!」と言って帰ってくれたから、これからもいろんな段階の楽しかったー!が続きますように。

次回も楽しみだな。

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