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オーディオ教材を活用すれば、いつでも、どこでも学べる

「もっと仕事ができるビジネスパーソンになりたい」
「経営者として自分をもっと高めたい」

 そう考えている方はとっても多いと思います。
 しかし、日々の仕事で忙しくしている上に、学習する時間をなかなか捻出できない方も多いのではないでしょうか。
 私自身、年齢を経るにつれ、学ばなければならないことが増え、どうやって時間を作ればいいか。これは、大きな悩みのひとつです。

 ところで、ただ「学びたい」といっても、たくさんの方法があります。
 一般的には、ビジネス書を読む、セミナーや講演に出かける、あるいは、積極的な方であれば、直接、仕事のできる先輩諸氏に教えを乞う、という方もいるかも知れません。

 一般的に、学習する方法には「読む」「見る」「聞く」があります。

 「読む」は、もちろん読書のこと。今や従来の書籍だけでなく、電子書籍、あるいはインターネット上に氾濫する情報の中から、自分に役立つコンテンツに出会うこともあるでしょう。
 「見る」は、YouTubeなどの動画コンテンツの閲覧、あるいは、DVDなどの教材を購入するという方法もアリ。
 最後の「聞く」は、セミナー、講演、最近ではClubHouseみたいなメディアも活用できそうです。

 ところで、「読む」「見る」「聞く」の中で、どれが自分に最適なのか、考えたことはありますか?

 実は人の能力や脳の構造の違いによって、最適な「学び方」が異なると言います。これは、子ども時代の学業成績を見ると、判断できるようです。
 例えば、国語や歴史の成績は、いかがでしたか?

 私は、子どもの頃から理数系が得意な反面、国語は特にダメでした。勉強しても、なかなか成績が上がりません。歴史など暗記科目もダメ。出来事の関連性がわからず、つながりが見えてこないんです。

 私のようなタイプは「読む」のが苦手だそうです。つまり、本を読むのが遅い、しかも、理解するのに時間がかかってしまう人。こういうタイプは、読書よりも「見る」「聞く」教材の方が適しているというわけです。

 私はいま、どうにか努力をして、多少むずかしい書籍も読めるようになったし、ましてや、自分で本を書いて出版したくらいですから、読むスキルは向上したのかも知れません。ただし、最適な学び方とはいえないようです。

 自分がどうやって経営に関する知識をつけられたか、ひとつだけ挙げて欲しいと言われたならば、迷うことなく、「聞く」方法だと答えます。そう、「オーディオ教材」で学んできました。

 ある時、友人が貸してくれた1枚のCD。
 大袈裟ですが、これで人生観が大きく変わりました。

 神田昌典さんという、マーケティング界の大御所と言われる方のCDで、ちょうどベストセラーを連発していた頃に、このCDに出会いました。
 それ以降、神田さん自身が主催する「ダントツ企業オーディオセミナー」という、月に一回送られてくるCDを、当時はスマホなんてなかったので、ポータブルCDプレーヤーで通勤時間にいつも聞いていました。独立する2年前くらいのこと。毎月5000円の料金だったので、年間でたった6万円の自己投資です。

 この、オーディオ教材を毎日、通勤時間や移動時間など空き時間に聞くという習慣は、いまも続けていますから、私には最適な学習方法だったと断言できます。
 ビジネスパーソンにとって、日々の空き時間は意外と多いため、その時間を利用して勉強に使うのは、大変、効率的で、しかも、ただ聞き流すだけですから苦しくないため、無理なく継続できました。

 今は神田さんの教材ではなく、主に、日本経営合理化協会のオーディオ教材を、定期的に購入しています。安いものなら、6000円くらいの教材もあり、かなり質も高いです。

 もし、この話にピンときた方は、ぜひ取り組んでみてください。
 きっと、人生が大きく変わると思います。

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