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【交響曲制作過程1】メモ譜表を書くに至るまで

本日で5回目のみちよsanのnote、前回もスキしていただいた方、誠にありがとうございました。嬉しいです♡

さて、前回の予告(おおげさ)通り、今日は、みちよsanのnoteを書き綴りたいと思った理由の一つ、「交響曲の制作過程」について、書き留めたいと思います。
シンフォニーを書くというのは、私にとっては永遠の夢であり、果てしない夢なんですが、公言し始めてもう20年くらいたっているのでは?そろそろ着工しなければ、と思い、今年度からかなり本格的に動き始めたので、その工程を書き留めたく思った次第です。
工程を書いている記事はなかなか見当たらないし、いやもしかしたらYouTubeとかに上がっているかもしれないですが、もし今後書きたい人がいらっしゃれば、ご参考になれば、と。ただ、独学なので、王道の書き方では多分ないと思いますし、出来上がりは、10歳以下の子供が書いたものより稚拙になるのが予想できる代物なので、参考は撤回、反面教師に使っていただければ(汗)。

前置きが長いのは、果たして、まとめられるか自信がないからですが。
そもそもみちよsanオリジナル曲を作りだしたのは、今から27年前、その前もありましたが、この頃ようやく、今は懐かしい「ミュージ郎」に入っていたDTMにて形にすることができました。その頃のオリジナル曲、というか今でもですが、クラシック曲ではなく「うたもの」で、曲先、それから歌詞を考え、歌を作るというスタイルでした。もちろん、AメロBメロサビとちゃんとした曲です。
ボーカロイド「初音ミク」ちゃんを使うようになり、楽譜ソフト、音楽制作ソフトDAWを使うようになり、2010年からYouTubeで発信するようにもなりました。その時点で、通算30曲作っていたのですが、そのうちの1曲を「交響曲」として、クラシック曲として、仕上げたいと思うようになりました。

もちろん、うたものだけで十分満足で、YouTube発信ができたときは感動モノでしたが、、、なぜだろう、挑戦したくなったというのもありますし、今BGMで聴いているドボルザークの交響曲「新世界から」、これが私にとっての理想ですが、こういうのが作りたくなってきたのです。
中学校で吹奏楽部に入った時、あちこちから音がして、それが「合奏」で一体となって一つの音楽を作る、これが衝撃体験で、自分の音楽への道を一層強く引き寄せたと思います。そうです、「あちこち」から音が聴こえる、これは、一人でピアノを弾いているのとは違う体験でした。メロディがあって、伴奏があって、リズムがあって、、、それだけではない、あちこちから聴こえてくる美しさ、ときにぞわぞわっとするような、迫力もあり、心に響く音もあり。
10代の頃に聴いた音楽は、その後の一生を支える、自分の「好き」の方向性が固まりつつある頃の音楽、私には「クラシック」とTVで聴かれるアイドル音楽やポップスでした。ポップスは、その後初音ミクちゃんである程度作れて、今度は「シンフォニー」へ挑戦したくなりました。山を登る人がなぜ山に登るのか「そこに山があるから」、私にとっては、「そこに音楽があるから」だからそれを「シンフォニー」という形にしたかったんです。何より、自分の頭に流れてくるメロディを外から聴こえる音楽にしたい、それが作曲したい動機なんです。

、、、前置きが長すぎる。具体的な「交響曲制作過程」は、「和声」の勉強から始まりました。これが実はまだ、終わっていません。只今見切り発車中です。でももう、やるしかない状態と思っています。また、行き詰ったときに勉強し直します。もちろん「和声」だけでなく「対位法」や「形式分析」や「オーケストレーション」や、基礎は色々必要と思い、本当は音大に行った方が前に進むのではないかと思い、コロナ禍中にパンフレットを取り寄せたこともありますが、いやいや、今家にある音楽理論の本を読み尽くせばきっと何とかなる、と思い直し、結果読み尽くさずに見切り発車です(汗)。ちなみに、今家にある音楽理論の本、数えましたら、見える範囲で32冊!和声に関しては通信教育まで受けていました(まだ途中)。はー、やはり作曲は、簡単にはできません。。。

では今から、今の今まで行ったことを具体的に書いてみます。
1)モチーフの作成
今「シンフォニー」へと変換しつつある曲のモチーフは、2008年に出来ていました。「うたもの」として作ったのですが、割と、自分でいうのもなんですが壮大な感じで、シンフォニー向きな気がしたので、ここから「シンフォニーを作るぞ!」の夢が始まりました。
2)音楽理論の勉強
上述の通りです。和声やコード進行は、オリジナル曲作成には必須と思われます。
3)曲の構成の作成
以降、今年度から始めたことです。
交響曲と言えば、ソナタ形式、「序奏」「提示部」「展開部」「再現部」「終奏」が基本のようですが、ベートーベンの頃ほどきっちりしてはないようです。現代音楽は特に。とはいえ、「交響曲」として書きたいなら、第1楽章10分くらいは演奏できる方がよいのでは?ということで、ソナタ形式っぽく(?)構成をまとめました。
4)メモ譜表の作成
今、この途中段階です。メロディ部、伴奏は2段で和音とベース音、この3段譜表を書きつつあります。やっと、落書きから、楽譜作成ソフトに書き込んでいる、それだけでも、前に進んだな~と感無量です。

ここからは、メモ譜表をオーケストラの楽器に割り当てながら、様々な音をのせる作業かなと思います。
作曲家の方がこれを読んで「違う違う!」とご意見したくなるかもですが、どうか温かく見守り下さい。演奏できるようにまとめてみせます!!稚拙な出来と思いますが、還暦までにやってみます!!!そのために、弦楽器の理解のために、チェロも習い、なんと!買ってしまいました。ここまできたら、やるしかないでしょう。いつか、誰かに演奏してもらえたら、もう死んでもいい!ぐらい幸せでしょうね~。

そんな道中、時々、みちよsanのnoteに書きたいと思います。書くことで、くじけそうになった時の背中押しになりそうです。
今回も書き散らしで長文ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


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