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現代スペインチェンバロ音楽 Juan Eiras氏のこと

6月23日はJuan Eiras氏の「GYOTAKU」の世界初演を行います。
この作品が生まれるまでの奇跡的な幸運なお話を書きたいのですが、どうまとめたらいいのか?
まぁ、ゆっくりお話しようと思います。

Roberto Oliveira-Ogando, 本間みち代、Juan Eiras

まずは
改めて Juan Eiras氏のプロフィール
1977 年にスペインのビーゴで生まれ、音楽教育、ピアノ、作曲を学び、その後、José María Sánchez-Verdú(1968~ )の元でアラゴン音楽院作曲で大学院を修了、ラ・リオハ大学 (UNIR)で国際音楽院で音楽研究の修士号を取得しました。
フアン・エイラスはガリシア人で最も優れた才能を持った人物の一人であり、ロベルト・レロバ氏により「ガリシア人の最も優れた才能の 一人である」(Xeración Sensible de novos composores galegos)」と語られています。
フアン・エイラスは、作曲の基礎を専門とする音楽・舞台芸術教師団体the body of Teachers of Music and Performing Arts in the specialty of Fundamentals of Composition, –CSM of Vigo–(ビーゴのCSM)の教師です。

私はRoberto Oliveira-Ogando氏からJuan Eiras 氏をご紹介頂きました。
Roberto Oliveira-Ogando氏は打楽器奏者でサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学オルガニストルム GI-2025 のメンバー、現代音楽研究グループ (GIMC) の共同研究者 CESEM – 社会学および音楽美学研究センター、FCSH – リスボア新星大学パーカッショニスト。
と演奏者であり、研究者であり、現代スペインの音楽界にとって大変重要な仕事をされています。
たまたま私の持っていた資料が役に立つことになり、あれよあれよと「MAZARELOS」という歴史と文化の雑誌(論文集)に載せて頂けました。
そして、Juan Eiras氏を紹介して頂きました。

この記事に詳しく載せました。


6月のコンサートではホワキン・ロドリーゴ氏の1979年の作品からGabriel Fernandez Alvez 氏の 1993-94年の作品まで取上げますが、このレジェンドたちに続くスペインの作品を紹介したいと思っていました。
Juan Eiras 氏が快く引き受けてくれました。
そしてとても素晴らしい作品が届きました。
私にとっては30年分の歴史であり、次世代に新しい音楽を繋ぐことが出来た喜びでもあります。(気負いすぎてますね)
是非、最新のスペインの作品を目撃ならぬ聴撃していただけませんか?

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