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河内琢夫さんのピアノ作品と百万本のバラ

先日作曲家集団「越の風」に出演させていただいた時のことです。
作曲家、河内琢夫さんのピアノ独奏「ピロスマニの絵による3つの印象」(初演)を拝聴しました。
素晴らしかった!
作品も演奏も大変興味深く、ワクワクしました。

河内さんの作品の題名ピロスマニは「百万本のバラ」で歌われた貧しい画家、ニコ・ピロスマニ(1862~1918)のことです。彼はグルジア出身で看板画家として生活し、生涯にわたり2000点近い作品を描いたとされるが、現在まで伝わっているものは220点ほどである。油彩画を主に描いたが、フレスコ画やガラス絵も残しています。
ピロスマニは、1894年に彼の町を訪れたフランス人女優マルガリータとのロマンチックな出会いで知られています。彼女を深く愛したピロスマニは、その愛を示すため、彼女の滞在中の家の前の道路を花で埋め尽くしたといいます。


女優マルガリータ(1909)

「百万本のバラ」の原曲は、ラトビアの歌謡曲『Dāvāja Māriņa』(ダーヴァーヤ・マーリニャ)(マーラは与えた)を原曲とするロシア語の歌謡曲である。1981年にラトビアの放送局「ミクロフォンス (Mikrofons)」が主催する歌謡コンテスト「ミクロフォナ・アプタウヤ」に出演したアイジャ・ククレと当時9歳の少女リーガ・クレイツベルガの2人が優勝した。
作曲はライモンズ・パウルス、作詞はレオンス・ブリアディズ。
リーガ・クレイツベルガはこの動画の後半に歌っている子供のようです。


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