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五十路、仕事を変える。

 4足のわらじをやめた。一番もらっていて安定している清掃のバイトを辞めた。お金の為とは言え、体が限界だと感じた。体壊してはお金貯めても本末転倒になる。さあ、後には引けない。チャットレディ頑張らないと生活できなくなるぞ…

 これでチャットレディ、飲食店、占い師の3足のわらじとなった。しかし、この中で実際に収入の多いのがチャットレディだ。
 幸い一人暮らし、週1の飲食店で外出する以外はほとんど家にいる。
とりあえず占いの待機とチャットを長時間することにした。

 チャットレディのコミュニティで色々勉強を始める。
ただ画面前に座って、男性が来たら話せばいいだけと思っていた。
それでは稼げないと注意される。

プロフィール
サムネイル
部屋の背景
衣装、下着
メールのやりとり
会話術
カメラ
リングライト
髪型
メイク

 どれも男性が話したくなる女性、理想の女性にならなければいけない。
とりあえず男目線で可愛いを凝縮した「女」
にならなければいけない。五十路の私が理想の女に…?しかも抱きたいと思わせる女性に。そんなのできるだろうか。やるしかないのである。

 ひとまず、メイク道具、リングライト、ウィッグ、洋服を揃えた。
メイクは好きだから楽しく可愛く整形級メイクはできる。服はチャットのオーナーから頂いた、およそ自分では選ばないだろうフリルのたっぷりついたブラウスやワンピースを着てみた。
 画面越し、リングライトを照らせばなんとか見れる女になった。

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