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異常値の重要性

外れ値を無くすことも重要だけれども、上振れの外れ値に関しては無くさなくても良いと思っていて、気付いたら普通になってしまうのが最悪で、どんどん前進させていきたいと考えています。因数分解という言葉自体は耳障りが良いですが、期待値を超える細分化ができるかというと、別次元の難しさ。逃げてはいけないです。

リサーチでも改善提案でも、インサイトが予想以上に深掘りされたものが出てくると、めちゃくちゃテンションが上がりますが、どうやれば深掘りされた視点が出てくるかというと、日頃のインプットであったり、一子相伝の先輩からのトレースだったりするので、スケールできる方法は考えていきたいです。

異常値をスケールさせていくには、旗を振る人間の底力と熱量を無視することは難しい。底力とは、地頭、実行力、人間性等の要素で、熱量は、そのまんまの熱量、パッション、バイブスだと思っています。どうにかしてでも前進させていきたいという意思、ヴィジョンを、どうにかして波及させていくしかありません。

波及させていく途中経過として、カルピスの原液が薄まったり、コーヒー牛乳が薄まる瞬間はあるかもしれませんが、大事な要素が薄まらないように、でも、スケールに臆病にならないように、強度や密度を高めていきたい。異常値の拘りや意思を、ぶつけ合わずして、神は細部に宿らないと認識しています。