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【南アジア25】ポカラ・レイクサイドの天使

体調は鼻がちょっとぐずつくぐらいで、だいぶよくなってきた。

下痢だけが、まだまだおさまる気配がない。

今日はチャリをレンタルして、泊まっているレイクサイドからダムサイドの方へ行った。

お目当ては、日本食が食べられると聞く『ネパリキッチン』だ。食欲がわかないので、日本食ならと思ったのだ。

焼き肉定食。

久しぶりの日本的味付けに「うおー」と興奮し、箸も進む進む。だが胃が小さくなっているのか、後半からはペースダウン。何とか食べきったが、キツかった。

その後、せっかくヒマラヤの麓・ポカラまで来たのだからと旅行会社を覗き、トレッキングを相談してみた。2泊程度の軽いコースもあったが思ったよりもガイド料は高い。相場がわからないので、即決せず、レイクサイドに戻った。

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昨日フリースを買ったトレッキングショップを再訪するとオヤジさんが「やーやーまたきたね」と笑顔で迎えてくれた。

昨日も親切だったのでトレッキングについてちょっと相談してみると、「弟がガイドをしているから、何なら頼んでみようか。安くできるよ」

相談してもらうと、2泊3日で8ドルでいいという。相当安い。先の旅行会社の半額くらいか。若干体調が心配だが、3000メートル程度ということなので、さっそく明日出発でお願いすることにした。

オヤジさんと談笑していると、めちゃめちゃキュートな子供たちが帰ってきた。

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愛嬌いっぱいのススマちゃん、4歳。

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ちょっと恥ずかしがり屋の美少女ビニータちゃん、9歳。

特に好奇心いっぱいのススマちゃんがめちゃくちゃ人懐っこくて、2時間くらい遊んでしまった。

そんなことしていたら、オヤジさんが夕食も一緒にどうだいと誘ってくれた。

店の奥の部屋でみんなで車座になり夕食。いわゆる「ダルバート」が出てきた。銀皿に大量の米が盛られ、スープ、ルー、付け合わせ的なものを混ぜながら食べる。見た目はなかなかヘビーだが、結構美味しい。

ただ米が減ってくると、わんこ蕎麦のようにすかさずおかわりを盛ってくるので、油断しているといつまでも終わらない。

Hくんはというと、もはや小鳥くらいしか食べていない。

「食べられます? 俺ちょっとこの味、、、無理だわ」と弱気だ。

招待されて全残しも気まずいので、Hくんは体調不良だからと断り、彼の分も少しだけいただく。

こちらも体調万全ではないが、食欲は回復しつつあるようだ。

さて、明日から2泊3日でトレッキングだ。そんな高所じゃないから体調が万全でなくても大丈夫だろうと高を括っていたが、これが地獄のような苦行だった。

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