【モンゴル1】ハロー、ウランバートル
成田空港からモンゴルの首都ウランバートルまでは5時間弱。うとうとしていたら、あっという間に着いた。
上空から見える大草原に、ポツンと空港。かなり規模が小さい。
空港で出会う人々は、笑わない。ロシアに近いせいなのか。無愛想だ。そういえば、飛行機で隣だった奴の顔は、ほぼ朝青龍。顔はやはり大陸系で、総じて目が細い。
2010年7月下旬。わずか4日間の短い夏休みにモンゴルを訪れた。
白タクで、事前に調べておいたホテル「Golden Gobi」へ。
受付のスタッフの女性は、片言の日本語を話し、見たところヨーロッパの血が入っている感じ。こちらもロシアが近いからか。
宿泊客は、ヨーロッパのバックパッカーばかり。共有のキッチン付き。壁は紫に塗られ、インテリアはいい雰囲気だ。
ただ部屋は空いてないらしく、別棟の部屋へ案内される。
ここでも欧州風の顔の女性が出てきた。案内された部屋はかなり広く、テレビもある。清潔だし申し分ない。
「シャワーが少し冷たいから気をつけて。冷た過ぎれば、Golden Gobiで浴びてもいいわよ」
スタッフの女性も、この女性も欧州生まれと言われても信じる顔立ちだが、このタイプ以外のいわゆるザ・モンゴル顔の女性は、みんな朝青龍の奥さんのタミル夫人そっくりだ。
街へ。
宿のすぐ近くのノミンデパートは、エレベーターもしっかりしていて近代的。歩く人みんなケータイを持っている。
本屋があったので、入ってみると日本語の教材。ちょっと難しすぎやしないか。
目抜き通りは、デパート沿いの平和通りのようだ。
ツーリスト目当てのレストランやアディダスなどの外国ブランドのショップ、高級ブランドが入ったビルもある。
デパート前の屋台でチキン(焼き鳥)を食べる。まずい。味気ない。肉をそのまま食べている感じだ。その肉もさほど美味しくない。
首都で自由に肉を食べられるようになったそうだが、まだまだ発展途上のようだ。ビールも飲んで、500円弱。
緯度的には樺太あたり。22時頃でも、まだ陽がある。Golden Gobiでシャワーを浴びて、メールをチェックしてから寝る。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?