【東南アジア20】ラオスへ、暗闇でバス待ち３時間

疲れが溜まっていたのか、朝の１０時まで寝ていた。

今夜のバスでラオスへ向かう。それまでは特にやることもない。

朝食は、バナナケーキとバナナジュース。久々の甘いものが体に染みて美味しい。

昼食は、フエ名物の麺。これも美味しい。

宿に帰り、ロビーのテレビで『もののけ姫』のビデオを観ながら過ごす。

ハノイ方面に出発する人たちを見送る。

ロビーのテレビで、ドラマ『星の金貨』の再放送がはじまる。

まさか主演の酒井法子が、数年後にシャブ漬けになるとは。人生は何が起こるかわからないな。

『風の谷のナウシカ』を観る。

昨日仕入れた話では、ラオスの道路状況は、カンボジアに比べれば大したことはないそうだ。

夜１０時。バスの出発の時間だ。

ここがバス停よと言われたところで待つ。

幹線道路沿いなのだが、夜１０時となれば、店も閉まり、街灯もほぼない。

ほとんど真っ暗闇だ。こんな中で、バスは僕のことをちゃんと見つけてくれるのだろうか。見逃して、通り過ぎやしないだろうか。

暗闇の中、ひとり体育座りで待つこと３時間。

バスは事故でも起こしてもうこないんじゃないか、そもそもバス停が違うんじゃないか。諦めはじめた夜中１時過ぎ、ようやくバスがやってきた。

これから１７時間のドライブである。