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【ネパール】チトワン国立公園のサイ

恐竜のようでいて、ゾイドのようなハイテクさも感じる厳ついボディに、間の抜けた表情が愛らしい野生のインドサイ。

ポカラからの帰り。寄り道してチトワン国立公園のサファリに参加した。野生のサイに会いたいという長年の夢は叶ったが、細部まで見るなら愛知の東山動物園の方がいいのだろう。

ただ突如3mくらい先に現れた瞬間は、思わず口を押さえるほど興奮した。無防備すぎる。だから乱獲されるんだろう。

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飼い慣らされたゾウ。

ゾウに乗って公園内を歩くサファリもあるようだ。

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異様に可愛い小僧も、ひとたび暴れ出せば軽トラ並みの破壊力がある。

地球上で最強は、誰もがゾウだという。結局デカい奴は強いのだ。

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しかし、だ。

日本人ツーリストはどこに行ったのか?

ポカラはダムもレイクも一歩も歩いてないから実際はわからないが、チトワンは皆無。タメルでようやくパラパラ。土産屋の親父も「日本人はどうしていなくなったんだ?」と不思議がっていた。

逆に中国人ツーリストは全体の半分以上を占めるほどの勢力を誇っていた。だから業者も中国語を覚える。日本語を話せるのは、昔ながらのじじいくらいだった。

17年ぶりにネパールを訪れて、それが一番驚いたことだ。

きっと若者は別の何かに熱中しているのだろう。何も嘆くことはない。時代は変わるのだ。

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