【パキスタン2】イスラマバード探訪
朝6時にホテルをチェックアウトして、タクシーでtravelle(何これ??当時のメモより)にタクシー(R50)で行くと、ノーザンエリア行きのバスは、午後の4時から8時の間の出発しかないという。
昨晩は、朝7時出発があると言っていたから、こんなに早起きしてきたのに。いい加減なものだ。
夕方の4時50分発のチケットをR700で購入。果たしてフンザまで何時間かかるのだろうか。
出発まで10時間近くあるので、街を歩く。
街の南側のサダルバザールまでは歩いて30分ほど。新市街とあって活気に満ちている。電話局に行ったが、まだ8時過ぎ。9時オープンのようだが、今日は独立記念日で結局休みだった。
ひとまずカフェでカレーとチャイを2杯。パキはイスラムなので、豚肉以外は肉OKだ。味は脂っこい。
両替商が集まるスポットで$1=R59で両替。空港が$1=R55だったので多少いい。
現在10:40とまだまだ時間もあるので、ミニバスに乗り込む。
フロントガラス左前のナンバーが行き先らしい。イスラマバードは「1」のみ。
R14で街の入口くらいまできた。
高速を走り、イスラマバードのエリアに入った途端、国立公園的な雰囲気。人工的な街で、緑地もよく整備されている。
商店街で地図を片手にペプシを飲んでいたら、サイレンが鳴り響いた。舗装路を爆走する装甲車の後に続いて、ライフル抱えた戦士たちが走り去っていく。
え、テロ?
あとで確認したら、何者かが爆弾を爆破したとか。そういえば先月、神学校の子供たちがモスクに立てこもる事件が起きたばかりだ。
地図を見ると、この先がおそらく日本大使館で、もっと奥が繁華街だ。行こうかと思ったが、さっきの騒動にビビってしまい特に用もないので、平和そうなシャカールパリアン公園へ行くことにした。パキ、やっぱり怖いな。
1時間くらい歩いて公園へ。
セミが鳴かないくらい暑い。40度は超えているだろう。
休日だから、公園には観光客が多い。と言っても、金持ち風のパキスタン人たち。女性はブルカではなく、サリーみたいに顔を出している人が多い。
モニュメントも見学。外国人は珍しいようで、3回ほど写真をお願いされた。
イスラマハイウェイまでは、また暑い道のり。しかし行きでミニバスの要領を得たので、帰りはスムーズだ。
しかも外人だからか、独立記念日で高揚していたのか、乗客にバス代を奢ってもらった。
朝寄った郵便局で、日本へ国際電話。しかし暑い。小まめに水分補給しないと脱水になりそうだ。
バスターミナルは、想像以上に大きい。
あらためて考えれば、2億人以上の人口を抱える大国だ。その首都近郊のターミナルは大きいわけだ。
お目当てのバスはすぐに見つかった。ただ、出発は16:50ではなく、18:30とのこと。この辺りはインド式でアバウトというかいい加減だ。
しかし来てみてわかったが、ターミナルには、ノーザンエリアに特化した旅行会社もたくさんあって、朝、素直にここに来ていれば、もっと早く出発できただろう。何事も現地に行くに限る。
まあそのおかげでイスラマバードをちょっと観光できたわけだが。
さて、いざ、フンザへ。世界一危険とも評されるカラコルム・ハイウェイだ。
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