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【イタリア3】美しき島・サルデーニャ

4週間もいると段々飽きてきて、子供たちも新たな刺激を求めてくる。

誰かが朝日を見に行こうと言い出した。

朝5時。同部屋のイタリア人に

「こんなに朝早くから騒がないでくれ。眠いんだよ」

と文句たれられながら、参加を表明した男子5、6人とこっそり宿を出る。

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宿の裏には小山があり、島を見下ろすことができる。

徐々に夜明けが迫る。

東京で暮らしている身としては、旅先くらいじゃないと朝日を拝むことはない。

当たり前だが太陽には国境はなく、いつどこで見ても美しいものだ。

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宿にはもちろん水道が通っているが、節約のために毎朝ペットボトルに湧水を汲みに行く。

これは結構カルチャーショックだった。

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宿の前はちょっとした公園になっていて、地元の人たちもフラフラ訪れる。

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こう見ると日本とあまり変わらない。

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山の方には、牧場もある。

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乗馬体験もさせてもらった。

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ただ街に出ると石中心の建物ばかりで、ヨーロッパにきたなーと感じる。

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引率者としての参加は気苦労も多く、最後の方はいい加減もう疲れた、早く帰りたいとも思ったりしたが、今となっては楽しかった思い出しか残っていない。

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あまり観光というものはしなかったし、子供たちも細かい思い出はそのうち忘れてしまうだろう。

だが、「小学生の時、海の美しいイタリアの島で4週間も過ごしたんだ」という事実が後々重要になってくる気がする。

原体験とはそういうものだ。

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