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はじめての中国、廈門の街

マイルが貯まったので、小中の同級生がいる中国の廈門(アモイ)に行った。

初めての中国。gmailも使えず、facebookもつながらない。偽物のアップルストアが堂々としている。

まさに「戦いません、勝つまでは」の中国のしたたかさだ。

若者が集まる街を闊歩する行商のような老人。

発展しつつも、色々混在している。

街中では、地べたに座り、大声で巨大なチェスのような将棋のようなゲームに興じる。この辺りはイメージ通り。

もちろん麻雀もいたる所で見かける。牌がでかい! これじゃ手積みは大変そうだ。

コンビニ、かな。漢字は意味を取りやすく便利だが、発音はほぼ宇宙語。

友人に「タバコを買ってみろよ」と言われトライしたが、全く意思疎通できなかった。もちろん何を言っているのかもわからない。中国の人は耳がいいんだろうな。

仕事で疲れて起きてこない友人に痺れを切らして、一人で朝の街へ。

たまたま入った食堂。後で聞いたら結構な人気店だそうだ。食事は香港同様ほとんど何を食べても美味しい。

犬のあやし方は、イメージ通り。食わないだけマシか。

夜の街へ繰り出すために、友人はスーツからジャージに着替えた。逆のような気もするが、それがチャイナスタイルだそうだ。

カラオケ屋では、営業前に整列して身嗜みなどをチェックしていた。夜の店関連はどこもものすごい豪華絢爛。かつての六本木のよう。絶賛バブリー中だ。

日本人向けカラオケ屋。日本語の歌が入っている。

パーティールームかと思うほどデカい部屋に2人で入ると、ミニスカートの若い女の子たちが10人くらい入ってきて、ずらっと並ぶ。好きな子を選べという。

入口でどでかいシャンデリアが出迎えてくれた店構えから、座ったらウン万円かと思っていたが、料金はさほどでもない。何でもスケールがデカいだけのようだ。

日本語を話せる子がいる店は、料金がさらに高いという。

驚いたのが酒。

どでかいウィスキーのボトルを何度も上下に振っては瓶底から注意深く覗く友人。

「別のを持ってきて」と何本もチェックを繰り返す。

「何してんだ?」と聞くと、

「全部偽物だから、ちょっとでもいいのじゃないと目が潰れる」という。

ビビったが、「俺は毎日呑んでるからな。今日しか呑まないお前は大丈夫だ」というが、根拠はないだろう。

ちなみに薄利のビールは偽物を作る手間の方がかかるようで、本物らしい。

中国の狂気を垣間見た気がした。

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