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【東南アジア19】ベトナム非武装地帯

朝6時からDMZツアーに参加した。

DMZとは、DeMilitarized Zone。つまり非武装地帯のことだ。

フエから北に100km。南北1600km以上に及ぶ現在ベトナムの国土において、ほぼ中間に位置する。

第一次インドシナ戦争の停戦ライン。

ベトナム戦争では、この軍事境界線一帯が、北ベトナム軍と南ベトナム軍・アメリカ軍の双方にとって重要な戦場となった。

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朝鮮半島の38度線に対して、(北緯)17度線と呼ばれることもある。

ということくらいしか事前情報を仕入れていなかったので、たっぷり12時間にもおよぶツアーは、僕には少々もったいないものだった気がした。

いずれにしても、今はベトナムは北と南が一つになったわけだ。実際は問題もいろいろあるんだろうが、僕らの隣国もそうなることを願う。

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夕方、宿に戻るとニャチャンのビーチで一緒に遊んだ人やホーチミンで宿が一緒だった人など、顔見知りの旅行者がビンジュオンにきていた。

近くに美味しい牛鍋屋さんがあるというので、誰ともなく、みんなで行くことになった。数えてみたら、14人の大所帯だった。

大体みんな同じ様なルートを旅してきているので、話も盛り上がった。鍋をつつき、ビールを呑みながら、気分はもう完璧に日本国内旅行だった。

この中の何人かとは、ラオスやタイで再会することになる。

フエは居心地が良すぎる。

宿も快適で安いし、飯も安くて美味しいし(今日の夕飯はお酒も入れて、たったの2ドル!)、金が尽きるまで居ついてしまいそうだ。

なので、明日の夜、ラオスのサバナケットに向けて出発することにした。

最後の夜は、バスタブにお湯をためて、久々の湯船で疲れを癒した。

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