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【イラン6】世界の半分、イスファハン

10時にヤズドを出たバスは、イスファハンに15時前に到着した。バスターミナルはかなり大きく近代的。さすがイランの京都。インフォメーションも英語が通じる。

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イスファハンの中心街は、ものすごい観光客。すごい。シーラーズと同様にかなりの都会だが、街のど真ん中にお目当てのイマーム広場があり、全体的に活気がある。

観光客を守るために、外人用交番まである。ただ銀行は今日もクローズ。私設の両替商も開いているのを見たことがない。トウルーズでは時期が悪かったか。仕方なく闇両替で100ドルほど替えた。偽札じゃないといいが。

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この観光客の数では宿を吟味している余裕はなさそうなので、部屋が空いていた1軒目で決めた。

腹ごしらえに、名物の「ベルヤーニ」を食べる。いためたひき肉をナンの上にのせて包むのだが、すごい油の量だ。肉料理ばかりでは、毎日クォーターパウンダーを食べているようなものだ。

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いよいよイマーム広場へ。その繁栄から、かつては「ここには世界の半分がある」といわれたイスファハンの象徴だ。

宿から歩いて10分ほど。人の列が広場の入口まで続いている。最後尾に並んで、ついていく。

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入口の門をくぐると、モスクと塀に囲まれた美しい広場がドーンと広がり、ものすごい数の人たちがピクニックしていた。

塀際には、均等に区画された店が並ぶ。

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塀の中はバザール。トルコのグランバザールみたいな雰囲気で、売っているものも銀食器とか絨毯とか似たようなものばかり。1000店舗はありそうな規模。

世界の半分とはいかないが、イスファハンは、人と物にあふれている。

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