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【香港2】100万ドルの神の視点
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685581/picture_pc_28f6d81fd4024ca8a4ec6ce36ca7e3b7.png?width=1200)
起きたのは10時。一昨日まで普通に働いていたのだから、体が疲れていたのだろう。
たっぷり寝たので体調はいい。ただちょっと体がかゆい。昨晩ベッドの上をアリンコみたいな虫が這っていたから食われたのかもしれない。
今日も朝から宿のおばさんと黒人さんが大声で喧嘩している。でもトイレ兼シャワーに行くためにその横を通ると二人とも優しく微笑んでくれた。見たところおばさんがちょっとヒステリーなんだろうな。
街をプラつく。プリクラがあったので、一人で撮ってみる。人生初だし、最後だろう。日本人というだけで目立つ上に男一人でプリクラだから、周りの女子たちがかなり奇異な視線を注いでいた。旅の恥はかき捨てだ。
友人たちにエアメールを送る。せっかくなのでプリクラ付きだ。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685618/picture_pc_94eb5eb4c7a0ae1e7d1ea6c8b6b3e58e.png?width=1200)
いよいよビクトリアピークに向かう。九龍島ではなく、香港島だ。
こっちの方が近代的だ。なんといっても世界一長いともいわれるヒルサイド・エスカレーターだ。
高低差135m、全長800mを合計23基のエスカレーターで乗り継いでいく。どこからかジャッキーが飛び込んできそうだなー。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685623/picture_pc_579d37256cc6fdfe4be57afcb412f504.png?width=1200)
1888年に開通した香港名物のケーブル・カー「ピーク・トラム」に乗り込む。
最大27度の急斜面をゆっくりゆっくり上っていく。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685635/picture_pc_5a8a956034f9d2550d11a5f2abc2f172.png?width=1200)
山頂からの眺めは凄かった。
煌びやかな100万ドルの夜景を見下ろすという神の視点は迫力満点。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685672/picture_pc_e4ad42b1a30c0849b59ace99f773f682.png?width=1200)
あれだけの高層ビルが密集して、一気に電気がつけば、それはそれは圧倒的だ。
ファインダー越しではなかなか伝わりにくい。腕もない上にオートフォーカスの甘いカメラだから、現像してみたら8割はブレブレだった。
いつまで見ていても飽きない。興奮してずっとずって眺めていた。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33685685/picture_pc_3aab6ddadbad376a185605dca4bf6ad0.png?width=1200)
明日もこよう。
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