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『笑いながら、革命したっていいじゃない』

どうも。
ガッキー(新垣結衣さん)がリングフィット(Switchのソフト)をしているCM見て、『一緒に頑張ろう!』とありもしない妄想でCMにのせられ、
結局リングフィットを飾っているだけのみちたです。
#いいかげん運動しなさい #しないなら売ったらいいと妻に言われる


さて、今回は【小国士朗】さんのお話を聞いて『ずっけー!』と思ったことを徒然とお話します。
先日、福岡福祉向上委員会さんの研修に参加させていただきました。
#福岡福祉向上委員会 #福岡よいとこ

講師は【小国士朗】さん。
皆さんご存知ですか?
名前は知らないけど、『注文をまちがえる料理店  』は聞いたことがある人いるんじゃないでしょうか?
元某国営放送プロデューサーで『プロフェッ○ョナル 仕事の流儀』などを手がけられていたそうです。
そう!なので最初の写真が『プロフェッ○ョナル 仕事の流儀』風なのです!
#パワポで作ってみた #すぐに影響受けるおっさん

肩書きをなくしてみた

小国さんは、名刺を最初にだされました。
名前だけが真ん中にドンと書かれていて肩書きや電話番号などなにもない。
質感は良さげ。
裏には、今まで手掛けてきたプロジェクトのみが記載されているらしい。

 たとえば、N○Kプロデューサーと肩書きがあれば、真面目なテレビ番組なんかを作ってる人かなと相手は勝手に想像をされると思います。
自分も○○市役所のスクールソーシャルワーカーというと、「ちゃんとしてる人だろうな」と思われている。
なので、専門職同士であればいちいち何をしているなんて説明しないことが多い。
なんとなく相手もわかったような気になる。
けど、意外と相手のしていることなんてよくわかっていないことがあると思う。
それで、小国さんは独立するにあたって、肩書きのない名刺を選んだそうです。


「名刺に肩書きを入れて、わかってもらったつもりになるのはやめよう。
そのかわり、15分いただいて、自己紹介をしよう。そこでちゃんとコミュニケーションをしようと決めたんです」

ずっけー!!
かっこいい〜♡
ということで、わたくしも【ソーシャルワーカー】という肩書きをはずして
【みちた】としてみました。
素直なので、すぐに影響をうけます。
名前だけだと何している人かわかんないので、やってることとか追加していけたらと模索中。

そもそもソーシャルワーカーって言っても「ん?何してる人?」ってなる。
まだまだ、ドクターとかナースほどメジャーじゃない。
ならば、『こんなことしたり、あんなことしてるんだよ』と伝えたほうが伝わりやすいかなと。
ソーシャルワーカーというカチッとした枠にとらわれず、もっと自由にやっていいんじゃないかなと。
大昔この職業ができたころは、もっとやってることバラバラだったんじゃないかな。

15分も自己紹介できないけど、
いままでやったプロジェクトとか実績とかほとんどないけど、
がんばって名刺の裏を埋めていく所存であります。

ソーシャルワークをしない
ソーシャルワーカー

NHK時代、予期せぬことがあり番組作りの第一線から離れられたそうです。
そこから、番組を作らないディレクターとして、アプリ「NHKプロフェッショナル 私の流儀」を作ったり、『注文をまちがえる料理店  』「deleteC」の企画をやったりされるようになったとのことでした。
自分的には温泉好きなので、別府温泉を使ってのLGBTQの取組「レインボープロジェクト」が刺さりました。いつもなんで男湯と女湯しかないんだろうと思ってたので、こんなこと考えられるなんてずっけー!
#いうよね〜♪


ディレクター=番組を作る
ではなく、社会に情報や価値を伝えるために、なにかを変えていくために小国士朗としてできることを模索された結果だろうなと感じました。
「ソーシャルワーカーだからソーシャルワークをする」
うん、それも大事なんだけど、それだけにこだわる必要もないかな。
たとえば、ソーシャルワーカーだけど、コーチングしている人もいるし、イベントなどを中心にされている人もいる。
なので、仕事以外にもやっていること、やりたいことなどもその人となりを表すのだと思う。
そう、
「子どもがスタッフの注文を間違えるカフェをやってみたい」なんて。
自分自身にどんな「タグ」があるのか考えるきっかけになりました。
ソーシャルワーク✕カフェ ソーシャルワーク✕本 ソーシャルワーク✕…

流 儀 「?」 「………」 「!」

日本は社会課題先進国。
日本の福祉課題の解決策ってアメリカとか欧州など外国を参考にすることが多い。
よく、デンマークに学校見学ツアーに行っている話を聞いたりする。
そこに、解決策(答え)はあるのだろうか。参考にはできるかもしれない。
けど、みんなに知ってもらい、一緒に考えることもできるんじゃないか?
じゃあ、どうしたらみんなが知り、考えるだろう?
そのためには「問い」が重要。
「ん?これってなんだろう?」
「こういうことかなぁ、こういうことじゃない?」
「じつは………。」
「なるほど!」
『認知症の人が輝く料理店』だと「あぁ、そういうコンセプトね」
とバイアスがかかってしまうことで、「問い」が生まれなくなる。
色をつけない、大事なことは言わない。
そのことで、問いが生まれ、深く考え伝わるようになる。

C S A

CSR(Corporate Social Responsibility):企業の社会的責任
とかなんか眉間にシワがよるような重い感じではなくて
「それって楽しそうじゃない?」
「いいかも。」「なんかいいよね。」
「やってみた〜い。」
と、もっとカジュアルな感じで福祉もやっていいんじゃないかな。
そもそも【福祉】という言葉も必要ない。
「社会課題を解決するとても重要な仕事です!」
ではなく、
これっておもしろいからやってみようよ、
みたいなノリで
Casual Social Action=CSA
をやっていきたいなあ。

みんながとまりやすい、この指とまれ!
をつくっていこう。

と、考える機会になった研修でしたというお話。
誰かの参考になれば幸いです。

では、またいつか。

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