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場面に応じた、男女における奢る・奢らない問題の終着点

最近セラピスト見習いを卒業し、新人セラピストになったサイ(https://x.com/michiru_sai)と申します。

本記事ではタイトルにある内容について触れていきます。定期的にもめるネタですが、僕の中での結論を出してみようかなと。

公的な会、多人数の会の場合

男女に限らずあらゆるメンバーでの会の想定。
お堅い会ならそもそも会費が決まっていて受付で払いますよね。

その会費を個人的に奢るとか奢らんとかはおかしいので、そこに奢る奢られは発生しないし、するべきでないと思います。
来賓や招待客は会費は払わないが、招待されれば寸志を払うのが普通だし、くれるならば受け付けは受け取るのが礼儀でしょう。

もう少し気軽な会なら、幹事が決めると思います。ひとりいくらです、と言われるからその額を払う。そのひとり分を個人的に奢ったりなどは嫌らしいのですべきでないと感じます。

友人との会なら、どうするー?と言って、意見を出し合って決めればそれでいい。自分が正しいと思う意見が通らなかった場合、その会にはもう行かないほうがいいですね。基本はこんなもので何も難しくなく、多人数なら要は場の空気、決定に従うだけでOK。

男女の多人数の場合

合コン的なやつ。

これは男女のパワーバランス、女に気に入られたい男と、男を品定めします。女、という構図が多い以上、男側が多少見栄を張る流れになりやすいですね。

これがいい悪いということではなく、女に気に入られたいと男が思うなら必然的に男が多めに払う必要があります。女は少し払ってもらえると大事にしてもらえた気持ちになりますが、多くの場合、男側幹事と女側幹事がいると思うので、基本的には幹事同士でお互いのメンツをつぶさず、負担をかけ過ぎず、という額で落ち着くもの。

幹事が決めたのなら、多少納得いかなかろうがそれに従うのがスマート。
強硬に全額払うと言ったり、ぴったり割り勘にすると言ったりするとちょっと不格好ですが、場の大多数のメンバーが、この会は失敗だったと思っている場合、ぴっちり割り勘にしましょうという流れになりやすいですね。

失敗だったと思っている場合、女の方も借りを作りたくはないので割り勘を望む人が多いように思います。

幸いなことに、男が全部払うものでしょみたいな女に出会ったことはないですが、内心はどうかは知らない。

奢るのが当たり前でしょみたいな女はごく一部のチヤホヤされている美人しかいないのか、出会ったことはないし都市伝説だと思っています。
芸能人女ならそんな人もいていいのだろうと思うし、男もまあ払うでしょう。

男女1対1の場合

これは、当たり前のことだけど、個人と個人の関係なので、2人の同意で全てが決まります。

お互い相手に気に入られたい場合、男は私が払いますよと告げ、女はいいです自分の分は出しますと申し出ます。

そこで男が少額受け取る場合もあれば、女が引き下がって次の店で女が奢ったり、後日プレゼントがあったりするケースが多いですね。
それがお互い好意を持つ気づかいできる男女の関係性。奢り奢られは一時的に発生するがあるが、すぐに気遣いを返すのが大人の関係性といえるでしょう。

ただし、デートする形になったものの、片方に好意がない場合。
男からの好意がない場合、男は最初から割り勘にしましょうと申し出るケースもあれば、男である以上出そうとするケースもあります。

そういうケースで奢ろうとした場合に、いいよ出しますと女が言った場合、男は固辞せずにすぐに受け取る確率が高い印象です。
女の方も、好意がない場合は借りを作りたくないので、割り勘を主張するケースが多いですね。

好意ないのに来てやったんだから奢れみたいな女はほぼいないと思ういますが内心は知らない。

また、男女で経済的に格差があった場合、普通にお金持ってるほうが払うケースが多いですね。

学生男と社会人女のデートなど、女が男に好意を持っていれば当たり前に女が払うケースが多いのではないでしょうか。

女上司に男部下の場合も女上司が当然持つ

女上司に奢る男部下とか気持ち悪いとしか思えません。学生男が社会人女を好きで、社会人女は好意はないけどたまたまデートしてあげた場合のケースなら、それは割り勘になるでしょう。男だから奢れなんて言う社会人女はほぼいないと思う僕です。

結婚相談所

結婚相談所などでマッチングした初対面の男女のケースなら、その時どうするかのルールがあるのが基本。ホテルのロビーの喫茶店で顔合わせ、男が払う、みたいな。

ルールがある場合は従うのが当たり前です。
そこに納得できない場合は退会して別の相談所にいきましょう。

マッチングアプリなんかでルールがない場合は、関係継続を希望するなら男が奢ることを申し出て、継続がないと思えば男は割り勘を主張するでしょう。

そこで切られたことが露骨にわかるから、奢られない女は面白くなくて奢られないことに文句をいう構図が発生するのです。奢る奢らない論争の大部分はこの、初対面の品定め面接の場合でのみ発生している気がします。

まとめ


・場の流れ、幹事の決定、ルールがある場合はそこに従いましょう
・ルールがない場合、当事者間の意見で決めましょう
・好意があれば互いに気づかいしましょう
・好意がなければ貸し借りなしでお別れしましょう

要はこれだけでしかないし、皆が当たり前にやっていることです。
「奢るべき」「奢るべきはおかしい」みたいな「べき論」で語るからおかしくて、本当はべきも何もない人間関係の気づかいの問題。論争になるほうが不思議ですね。

「好意がないんだから得させてくれ」は人としては欠陥がある思考としか思えないし、そうでないならば、経済的に得させてもらえるだけの価値が自分にあると信じて疑わない人=美人芸能人くらいしか言えないような理屈だと思います。

そして、「初対面品定め面接のケースを、一般化して話すのは不適切」が最後の注意点として書いておく必要があるでしょうね。


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