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カナリヤ

米津さんの曲。

聴きました。というかMVを見ました。

ネットのある記事で、MVを是枝監督が作られたとのことを知りまして。私は是枝監督のファン。いくつかその作品を観ています。記事では米津さんの歌とどうもマッチしていないのでは・・・とか、映像が主役になってしまい米津さんが脇役っぽい、とか。要は米津ファンの方々があまり好感触では無い、というような内容。

私の結論。かなり素敵なジーンとするMVでした !!! つまり私は米津ファンとしては少数派なのか、そこまでファンとしては確立されていないのか。(多分後者) とにかくとてもとても素晴らしい世界観だと、感動いたしました。

個人的な意見ですが、詩と映像のストーリーが合っていた気がします。是枝監督のお得意なフィールドへ、持っていったなぁーなんて、偉そうですが思ってしまいました !!! 楽曲のメッセージ性も、しっかり響いてきました。

また米津さんの音楽についてですが、彼の旋律は懐かしい日本人の根底にずっと流れて受け継がれているようなラインでありながら、予想を裏切る何かがいくつか散りばめられていますよね。Lemon然り、パプリカ然り。

この「カナリヤ」も。それは違和感というのではなく、心地よいフェイントをかまされる感覚に似ています。彼の調性感、転調がすごいって思うのです。でもそれはおそらく<お洒落感>として2020年の若者にも、すんなり受け入れられるのでしょう。(どこか懐かしい旋律でありながら・・・)

<歩いて行こう 最後まで・・・・>

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