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第六感が働くとき。

1年前の今頃は、付き合いたての彼氏がいて
毎日ウキウキしていた。

少し時間が経ったころ、私の第六感が働いた。
「あ、この人、私じゃないんだな」
その日からお別れまで、そう時間はかからなかった。

昔から、いい意味でも悪い意味でも
空気を読むのが得意で、
人の感情を読み取ることに長けていた。
幼少期、引っ込み事案だったのはこのせいだと今でも思う。
ある時から、この長所の活かし方を見つけ
人間関係をこじらせないスキルを身に着けた。


先週、久しぶりに第六感が働く瞬間があった。
「ニコっと笑顔でね。理事長は女性に優しいから」
最終面接の前日、担当エージェントに言われた。

行きの地下鉄でモヤモヤしながら、面接会場へ。
理事長と校長と20分ぐらい話して終了した。
「まだ若いんだからさ・・・」
「所属部署の人数多すぎじゃない?そんな人数でなにすんの?」
応答中に何度も話の腰を折られ、校長は愛想笑い・・・

こうなることは、前日から分かっていた。
むず痒くて、息ができなくて、エレベーターボタンを思わず連打した。
ビルを出てふと空を見上げると、雲一つない清々しい快晴。
「やっぱり思った通りだったかーーーーーーー!」
と解放された気がした。

自分の考えを深堀するのが苦手なタイプではある。
だが、自分が納得できる選択をしたいため
時には慎重になることもある。
そんな時でも、最後はその時の感情を尊重にするようにしている。
自分の「第六感」を信じて。
信じた結果、これまでの人生に悔いはない。

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