【詩】誰にも負けない得意技

この世は競争社会です。

私たちは、常に他人と争い、勝ち負けを競っています。

私たちは、他人よりも優れたいという欲求を持っています。

他人よりも優れていれば、争いに勝てる見込みが高くなるからです。

私たちは、この競争社会で生き残るためには、争いに勝ち続けなくてはなりません。

私たちは、争いの勝利を求めているのです。

では、いかにして他人との争いに勝てば良いのでしょうか？

それは、自分の得意分野で争って勝つしか方法はありません。

自分の苦手な分野で争うと、その分野が得意な人に負けてしまいます。

負けたら生き残れません。

だから、誰にも負けない得意技を持ち、その得意技を活かして勝つことを考えるべきなのです。

あなたには、誰にも負けない得意技がありますか？

誰にも負けない得意技ということは、その技に関しては、あなたが世界一、宇宙一だということです。

どうやって、誰にも負けない得意技を身につけたら良いでしょうか？

まず、あなたが今持っている技を全て列挙しましょう。

次に、１つひとつの技について、他人と比較して、優れているか、劣っているかを判断していきます。

どの他人と比較しても優れている技が見つかったら、それが誰にも負けない得意技ということになります。

今の時点で、誰にも負けない得意技がない人は、これから誰にも負けない得意技を作っていくことが大切です。

では、どのようにして、誰にも負けない得意技を作っていけば良いでしょうか？

まず、自分の持っている技を全て列挙します。

次に、それらの技の中で、自分が一番得意なものを１つ選びます。

そして、選んだ技に磨きをかけて、どんどん能力を高めていきます。

能力が十分高まったら、誰にも負けない得意技となるでしょう。

この競争社会では、生き残るためには、勝ち続けることが必要です。

あなたは、誰にも負けない得意技を活かして、他人との競争に勝ってください。

では、この競争社会で、他人に勝つとは、何を意味するのでしょうか？

この勝利は、人それぞれ、置かれた状況によって、勝利の形が千差万別となります。

１人ひとり、取り組んでいるゲームが異なるし、ルールも異なるのです。

しかし、最大公約数的なゲームとルールは、万人に共通して示すことができるはずです。

ここでは、最大公約数的なゲームとルールについて考えてみましょう。

あなたは、顧客からの依頼を受けて、物やサービスを顧客に提供することにより、顧客が満足して、あなたに物やサービスの代価としてお金を支払う、というのがゲームです。

このゲームには、競争相手がいるのが普通です。

競争相手は、あなたと同様の物やサービスを顧客に提供する能力を有しています。

そして、競争相手は、あなたの顧客に、あなたよりも顧客にとって有利な条件で、物やサービスを提供することを申し出る場合があります。

あなたは、競争相手と、あなたと競争相手のどちらが、顧客にとってより有利な条件で、物やサービスを提供するか、という競争をすることになります。

そして、このゲームの審判は顧客です。

顧客が、あなたか、あなたの競争相手かを選ぶのです。

顧客が、あなたの方が、顧客にとってより有利な条件で、物やサービスを提供してくれると判定した場合、あなたが顧客に選ばれます。

反対に、顧客が、あなたの競争相手の方が、顧客にとってより有利な条件で、物やサービスを提供してくれると判定した場合は、あなたの競争相手が顧客から選ばれるのです。

では、あなたとあなたの競争相手が繰り広げる、顧客にとってより有利な条件で、物やサービスを提供するというゲームに勝ち続けるためには、あなたはどうすれば良いでしょうか？

ここでは、２つの方向から考えていきます。

まず１つ目は、物やサービスを提供する条件を、競争相手よりも、顧客にとってより有利な条件にする、という攻め方です。

顧客にとって、物やサービスを提供するための条件が、競争相手よりも有利ならば、顧客があなたを選ぶ必然性が高くなります。

もう１つのアプローチは、顧客にとっての、あなたに対する好感度を、あなたの競争相手よりも、高くする、という攻め方です。

人は、嫌いな人から物やサービスは買いません。

あなたが、顧客から、あなたの競争相手よりも、より好かれているならば、顧客があなたを選ぶ必然性が高くなります。

あなたが顧客に物やサービスを提供するための条件を、顧客にとって、あなたの競争相手よりも有利にすることと、あなたが、あなたの競争相手よりも、顧客に好かれること。

これらの２点が満たされれば、あなたが、顧客に物やサービスを提供するという競争に勝ち続けることができるでしょう。

競争に勝ち続けるためには、常に、自分と競争相手を比較して、自分が競争相手よりも優位に立てるように努める必要があります。

ここだけの話ですが、私は、自分と他人を比較することをしてきませんでした。