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ツィリヒタロット / ソードの7 / FUTILITY

(私なりの)魔女活をしつつ、カードには触れていたものの、ブログからは遠ざかっていたミチノです(本業もやってたんデスヨ)。お久しぶりです。

本日リーディング中に、とある気付きがありまして、自分的考察を残しておきたくなりまして。

愛用のツィリヒタロット。
基本トートタロットベースのカードになるのですが。

絵柄から感情(杯)に引っ張られて、一瞬トートタロットとの対比が分からなくなりかけたんです。

このカードのどこに
ソード(知性)の要素が?

久しぶりに家にある本を片っ端から見比べても、今ひとつピンとこない。

諦めて、捏ねくり回すのをやめてカードをしっかり見たら(re vision)、すんなり降りてきました。

◇◇◇

考え過ぎて
分からなくなったり
煮詰まったり

打つ手が
通用しなかったりして
動けない時は

考えるのやめて
小賢しいことしないで

もう諦めて
スパッと
そのままでいきましょう。

その方が
案外うまくいきますよ。

◇◇◇

トートでは
大きな剣(太陽)一本に対して
小さな剣六本(各惑星)が
切っ先を突きつけていて

明晰さや目的意識が
分かっている大剣に対して

ああかもしれない
こうかもしれないと

無意識の誤魔化しが
混乱をもたらします。

小剣からすれば
大きく強すぎるものに
立ち向かっても無駄。

大剣からすれば
多勢に無勢、
意思をもってしても
妨げられるのならば
挑むのも無益。

それでも
支配するカバラはネツァク。
勝利です。イエスポジティブ。

無駄であることを
体験することによって

より価値の高いものに
エネルギーを
向けることができる。
前向きですね。

で。
その要素が、
ツィリヒのカードの
どこにあるのさ、と(2回目)。

世界はこんなにも美しく
自分を覆うヴェールの中で
嘆くことの無意味さ、
無益さは分かる。

でもこれソードだよ。
知性と思考の要素は
どこにあるのさ?(3回目)

書物の中に答えは見つからない。
ならば re vision (もう一度観る)です。

ヴェールが
小剣の誤魔化しなのは分かる。

あとは前から気になってた
お姉さんの服と曲線。
やっぱりこれ蛇だよなぁ…
ん?そうか、蛇(知性)だ!

トートの書では
7は各元素の堕落。

知性の堕落。
思考はなんの役にも立たない。

どうして事が(思ったとおりに)
うまく運ばないのかという嘆き。

そして腕も脚も4。
停止の形を示す。

動けないなら
もう考えるのやめましょう、と。
誤魔化すのもやめましょう。

そして水瓶座の月。
みんな違ってみんないい。
フラットに
それぞれの個性があるのなら
対抗せずに
自分も相手も
認めればいいだけのこと。

それぞれの本の解説も
それで良し。
自分の解釈も
腑に落ちたのならそれで良し。

はー、スッキリした。
本を読み漁ってる時にうっすら感じてはいましたが、このリーディングそのものが、まんまソードの7だった、というお話でした(笑)。

無駄であることに気づけば
抜けられる。

けれどそんな足掻きも、
本当は無駄じゃなかったり
するんじゃないかなって思います。

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