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道了餅&切れてる板わさ

ご無沙汰してしまいました、みっちっちです。
春の一大苦行(笑)確定申告をとりあえず終えましたので、noteに戻ってまいりました。毎年思うんですよね、仕訳は絶対毎月やるぞ! 溜めないぞ! ……って。でもねえ……思うだけなんですよねえ……。ハイ、夏休みの宿題は、8月30日になってからやり始めるタイプでした。今年もギリギリ滑り込みセーフ。あとはお上からお尋ねがなければ良いのですが。

では、小田原プチ旅の続き、お土産編です。

道了餅(茶屋 天んぐ)

県内とはいえせっかく小田原に来たなら、お土産が欲しいよねえ。そうだ、いつもデジタル作業を手伝ってくれるメンバーに、小田原のお菓子を持って行こう。ついでに自分の(取材用)お菓子も買おう。

ラスカに入っている「茶屋 天んぐ」さんで、お菓子を購入することにしました。天んぐさんは、大雄山最乗寺の門前に本店を構える和菓子屋さんです。(本店所在地は南足柄市なのですが、小田原から大雄山線が出てることですしご理解くださいませ)
〝大雄山っぽい〟おやつの中から、今回は道了餅(どうりょうもち)をご紹介します。

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道了餅のパッケージ。天狗様のうちわから歴史とパワーを感じます。

道了餅は「相模坊道了」さんという、お寺を建てた総責任者の名前にあやかって名付けたそうです。なんでも、随分と怪力(500人前の力!)の持ち主だったとか。すげーな道了さん。

オープン・ザ・パッケージ。長さ約10㎝、幅約4㎝。白くて表面はちょっと焼いてあるみたい。笹かまっぽいルックスです。

20210329道了餅オープン

がぶっとかじりつきたいのをこらえて、割ってみました。

20210329道了餅あんこ

中は粒あん。
いうなれば「ワンハンド大福」でしょうか。お餅の外側をちょっと焼いてあるようで、自立とはいきませんが、片手で持ってもぐで~とはなりません。幅4㎝というサイズも、かぶりつくにはいい大きさ。

これはいい。食べやすい。普通のカタチの……まるっこい大福って、かぶりつこうと思えばかぶりつけるけど、たいていひとくちでいけないじゃないですか。口の端っこから、餅やらあんこやらがあふれる確率80%。そして粉が飛び散る確率98%(いずれも当社比)。人前でガブリ、は躊躇してしまいます。でもこれなら、このカタチなら、実にスマートに大福を食せます。このシェイプを考えた人、スバラシイ。大福界のグッドデザイン賞。

あんこも上品でおいしい。表面をちょっと焼いてあるためか香ばしく、噛んだ感触も普通のやわい大福と違って楽しい。これはうまい。あんまり日持ちしないので1個しか買わなかったけれど、これなら一度に2、3個食べられますわ。カロリー&糖分的に危険な食べ物です、道了餅。

20210329道了餅パッケージ

食べ終わって、お餅が入っていたパックを見たら、ここにも天狗様のうちわが。どこまでも天狗様リスペクト、シビれます。

切れてる板わさ(小田原 鈴廣)

小田原名物として外せないものといえば、かまぼこです。その中でも私のイチオシが小田原鈴廣さんの「切れてる板わさ」です。

20210328板わさ外観

20210328板わさオープン

笹の葉を模したパッケージを開けると、かまぼこ、わさび、オリーブオイル(!)。わさびやオリーブオイルを入れるパック、ちょっと高級な竹の楊枝も付いています。板わさを食べるのに、包丁も小皿もイラナーイ。ズボラ民にとっては大変嬉しい、至れり尽くせりのセットです。

20210328板わさ

ぷりぷりのかまぼこ。かまぼこの〝一番おいしい厚さ〟とされる12ミリ、7つにカットされています。これなら「かまぼこが板にくっついちゃって上手に切れない問題」もありません。パッケージオープンしてすぐに、お店で出されるような板わさが食べられるというのは、本当にありがたいこってす。

実は私、かまぼこ……大好きなんです……(告白)特にこの端っこの、ちょっと硬いとこがたまらなく好きです。ぷりっむにっとした弾力、噛み心地が良い。こんなマットレスが欲しいです。鈴廣のかまぼこの上で寝てみたい。

先述のとおり、この板わさセットにはわさびとオリーブオイルが付いています。特注のものなのでしょうか、わさびもオリーブオイルもとてもマイルド。やさしい風味と爽やかな後味が、かまぼこの味を引き立てる名脇役となっています。和&伊を代表する、オシャレなバイプレーヤーズ。

特にこのオリーブオイル! オイルだけでも相当おいしい。どこか〝野菜っぽさ〟を感じさせる、青っぽい香りがクセになります。売ってるなら瓶ごと欲しいです。どこで売ってるの、教えて鈴廣の中の人!

日本酒だけでなく、白ワインや焼酎にも合いそうな、酒のみウハウハ(しかもズボラちゃんにもやさしい)板わさセット。小田原にお出かけの際は、ぜひどうぞ!

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