「めんどうなこと」が「ありがとう」に変わる

マウスピースがない

さんざん妹と遊んで
寝る予定時刻を大幅に過ぎている
 
「ママ、マウスピースがない」と長女
 
腹の底では思う・・・
(こんな時間に言うか~)

(ベッドの上に置きっぱなしにするな~)

(朝起きたら洗面所に戻しておけー)
 
今朝
タオルケットや敷きパットを
洗濯機にぶち込んだのは私だ
 
心の学びをする前の私だったら
 
「もう何でこんな時間に!」
 
「外したら洗面所にもどしておいてよ!」
 
「自分で探して!」
 
自分が確認しないことを棚に上げ
イライラキレていたことだろう

めんどうなこと

長女曰く
「探したのに見つからない」
 
だから聞いてきたのだろう
 
きっとベッドの下に落ちてしまったのだろう

(この時間に掃除か・・・← 心の声は続く(笑))

まず重いベッドをスライドすると
びっくりするくらいの埃と髪の毛が落ちていた
 
「あーーーー、この時間に掃除機か・・・」
 
22時近くに掃除機かけるのはめんどうだ

でも掃除機にスイッチをオンしたら
床一面に広がっていた埃が消え
気持ちがいいくらいに床がきれいになった
 
そしてべッドを手前に引き出すと
探していたマウスピースが見つかった

「よかったね、みつかって」
 とは言ったものの
私が気になったのは埃まみれの床

「あー、早くスッキリさせたい!」
 スイッチオンで1年分の埃を吸い取ることができた
 
ベッドが重いと動かすのが
億劫だし、めんどくさい

だけど埃っぽさから
解放されたから気分がいい
 
長女は申し訳なさそうに
「ごめんなさい」と言っていたけれど

「ごめんなさいって言わなくていいよ」
 
「部屋がきれいになってよかった」

「これで気持ちよく眠ることができるね」

「ママはありがとうって思っているよ」
 
と素直な気持ちで長女に伝えることができた

ありがとうに変換

確かに面倒な作業だし
なぜこんな遅い時間にやること?って思ったりもした

けれど
どの気持ちにフォーカスするかで
状況も選ぶ言葉もかわってくる
 
めんどくさい>部屋がきれいになって嬉しい
 
だから
「ありがとう」っていう気持ちになった
 
捉え方を変えれば
怒りのエネルギーを選ばず
感謝のエネルギーを選ぶことができる