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ケーブル1本で開けた世界

そもそも自分らの中でのバンドの印象ってテレビの中だけだったんですよね。当時は今とちがってネットとかもないから、人前での演奏のイメージも「学校の音楽会みたいなんかなぁ」程度で。
じゃあ、どんな所でライブってするもんなのか先輩に聞き地元のライブハウスに行くことに。
中学3年の少年にしたら、ライブハウスの第一印象は怖かったです。
その先輩のバンドがガチガチのビジュアル系バンドだったので、お客さんもコテコテな兄さん姉さんばかりで緊張しまくってました。でも、その不安以上に、中がどうなってるのかドキドキしてました。

そして、防音の分厚い扉を開けた瞬間…
赤、黄、青のライトにどでかいアンプの音圧。
もう、完全にやられました。
ステージで全力で演奏するバンドと、それを聴いて全力で応えるお客さんのあの一体感。知り合いもいれば、当然知らない人もいる。性別も年齢も関係なくて、それを一つにしているのは"音楽"。その不思議な空間の心地よいこと✨
帰りに、一緒に行ったメンバーと「絶対ライブしような❕」と…。
もう、ワクワクが止まりませんでした。
そして、ここからもいろいろありながら高校一年の冬に初ライブです。

それからは、ひたすらライブを見に行ったり
自分らでライブをしたりの日々(^^)
まさか今の自分につながってるとも思わず、ただただ次から次にやって来るワクワクに身を任せた中学生でした。

とまぁ、私の若かりし頃の一コマをダラダラと書いてまいりました。

私が思うグッドサイクルってやつが

ワクワクに出会う
→とりあえずやってみる
→色んな出会い、発見がある
→視野が広がる
→さらなるワクワクに出会う

なのかなって思います(^^)

ここで伝えたいのは、目の前のワクワクを集めていったらどんどん次のワクワクに出会っていくのだということ。それから、ワクワクってのは、頭で考えるのではなく、自分の目で見て、自分の耳で聴いて、自分の鼻で匂って、自分の肌で感じることで初めて自分のものになるのではないかなぁと。
どんなことでも外野ではなく、自分が中に入っておきたいんです。

ドアを開けても
何も見つからない
そこから遠くを
眺めてるだけじゃ」
(少年の歌/ザ・ブルーハーツ)

ワクワクに身を任せて進んでくこと…
それこそが、"夢中になる"
ってことのような。
ギターとアンプをつなぐ、たった1本のケーブルが、私の世界を広げてくれました。
福祉関係ないかもですね〜(^^)
いやいや、自分が福祉に身を置くに至った大切なルーツです✨

ありがとうございました😊

#NPO法人 #福祉事業#経営#音楽

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