![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86611437/rectangle_large_type_2_e8a238111c27114bb61b44675304d93d.jpeg?width=800)
#17 エリザベス女王の死去によせて
イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が8日、96歳で亡くなりました。
朝起きるとスマホに「エリザベス女王 死去」という通知が。寝起きで頭はほとんど働いていませんでしたが、事の重大さにだけは気づきました。
先日亡くなった安倍元首相、ゴルバチョフ元大統領に続き、今までの19年の人生の中でもトップクラスの重大な死去の報道だったと感じています。
イギリスには何の関わりもない、ただの日本人ですが、心からご冥福をお祈り申し上げます。
イギリスは民主主義発祥の国と言われることも多いです。隣の芝生は青く見える、ということなのかもしれませんが、政治も王室も日本のそれとは大きく異なっており、若者ながらに少し羨望の眼差しをイギリスに向けたことも一度や二度ではありませんでした。
そんなイギリスも、ブレクジットを決めるなど、ここ数年で大きな変化の道をたどっている印象です。そんな激動の時代を、半世紀以上の長きにわたって見守り続けてきた女王の存在は、様々な意見はあれど、イギリスの中で強く根付いているのだと思います。
僕は生まれて物心ついた時から(当たり前ですが)イギリスの君主はエリザベス女王でした。当たり前に存在していた人が、急にいなくなることの喪失感は、ここ最近で強く感じるようになったことの一つです。
女王としてだけでなく、1人の人間としても、自らの職務と生涯を全うし続けたエリザベス2世に、心からの尊敬を申し上げるとともに、重ねてご冥福をお祈り申し上げます。
サムネイル画像はこちらより引用しました。