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繰り上がり・繰り下がり 超楽勝方法 〜イメージを使えば、最速!〜【お母さんのための算数講座 No.6】

「たし算の繰り上がり」と「ひき算の繰り下がり」は多くの1年生が苦手とするところです。学校では「さくらんぼ算」を使って教えているようですが、この教え方は問題が多い指導方法です。

そこで、さくらんぼ算を使わない、誰にでも(算数が苦手な子でも)簡単に「繰り上がり・繰り下がり」をマスターできる方法をYouTubeに投稿してみました。

動画をご覧になったら、練習シート(下記のリンク先でダウンロードできます)を使って、実際に練習してみましょう。

練習シートをプリントアウトするときのサイズですが、
碁石やおはじき、一円玉を使うのでしたらA4サイズ、
オセロを使うのでしたら、B4サイズがいいと思います。

なお、この方法は、式は一切必要ありません。
最初から答えを出す方法がベストです。

くれぐれもお子さんに「今の操作を式にしてみよう」とかは絶対になさらないでください。急にお子さんのやる気はしぼむと思います。

ひとつ提案ですが、いろいろな問題をお子さんとお母さんで交互に楽しむのがいいと思います。

「なかなか、そのやり方、いいね」
「お母さんのやり方は少し違うけど、このやり方、どう思う?」
「分からなくてもだいじょうぶ!気にしないで!次の問題を楽しもう!」とか

親子のコミュニケーションを交えながら遊ぶように取り組むのがいいと思います。
あと、注意点としては、お子さんのやり方を決して否定しないでください。
正解はひとつでない、どう考えてもいいんだ、という自由な想像の世界の中で繰り上がり、繰り下がりの計算を楽しむことが大切です。

本来、算数は楽しいものです。あれこれ考えることができるから(なぞなぞ・パズルのように)楽しいのですが、それがなぜか、いつの間にか、答えを出すための手順を暗記する科目になってしまい、すっかり子どもから嫌がられています

1年生のうちから、計算問題もやり方次第では楽しめるんだということをぜひ体験してもらいたいと思います。

質問等ありましたら、コメント欄にご記入ください!

※ 下記をクリックすれば、繰り上がり・繰り下がりの練習シートをダウンロードできます。

※ 次の記事は、今回の動画に関連しています。子どもが数概念を獲得するのが如何に困難なのかについて書いてみました。このあたりの事情が理解できれば、子どもに対して寛容な態度で接することができるのではないかと思います。

「お母さんのための算数講座」をシリーズで、YouTubeに毎週木曜日の夕方に投稿しています。これまでの講座はこちらです。↓


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