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北海道庭日記_結局、いつも間引けない

おはようございます! 
基本的には草花が好き勝手に生えている庭ですが、ほんの少しだけ植えたものがあります。
その一つがカレンデュラ。いよいよ開花してきました。

カレンデュラ。豊浦にあるシュタイナーの施設で育てていたのを見て、
やってみたいと思うようになった。

このカレンディラを見て思いました。他のところに比べても格段に小さいです。
また、例えば今年植えたウラベニシソや八列とうきび、ひまわり、レタスなども、すごく小さいままです。
収穫のことを考えるともちろん大きくなってほしいとも思いますが、実はこの小さいままが自分は気に入っているんだと、はたと気づきました。

昔ながらの品種・八列とうきび。友人にもらったタネを蒔きました。ヒョローとしていてこれも小さい!

私は身長153センチ。小学校の頃からいつも一番前。
親の身長も越せませんでした。
ただ、子どもの頃から「背が小さいのが気に入っていた」んじゃないかと、今にして思います。
あえて無意識に大きくならなかったんじゃないかという気さえします。

花も小さいものが好き。カタバミ、かわいい!

そんな気持ちと今日の庭の様子がピタリと重なりました。
自分も庭に向けた自分の意識も、そしてもしかしたら庭自体も(?)、小さいままを望んでいるんじゃないかなということです。

中央がウラベニシソ、左は八列とうきび、右下はホーリーバジル。みんなギュウギュウでとても小さい。

植物が小さいままなのは、何にも肥料を入れていないし、土壌が痩せていることもありますが、間引かないというのも一つあります。
野菜の育て方を教えてくれる農家の渡辺さんは、「大きくなってきたら、3本のところを2本に間引いてね」と教えてくれます。
私は「はい!」と返事をしつつ、いつも結局、間引けないままになってしまいます。
なんでいつも間引けないのか、今までよくわからないままだったのですが、小さい子を間引くというのは、まるで自分が間引かれるような気持ちになるからだ!と、気づきました!!

間引かないで植えたレタス。

それに間引かなくても、大きく育てるということを考えなければなんの問題もないように思います。
また、野ばえのウラベニシソを観察していると、結局はバッタに食べられたり、水が乾いてしまったりで、本数がだんだん減っていき、自然に間引かれた状態に進んでいることがわかります。

一面に目が出たウラベニシソ。
中央はほとんどバッタに食べられて、だんだん数が減っていく。

なぜ、自分が小さいままを選択した(ように感じる)のかは、いまだに謎です!
では、また!!!


カモミール開花! こちらも間引かないままなので小さい。
ノコギリソウは、ながーく花を咲かせてくれます!

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