ミチクル

北海道岩見沢市の山あい美流渡地区で、「森の出版社 ミチクル」という出版活動をしている來嶋路子です。マガジンハウス ウェブcolocal、JR北海道車内誌 The JR Hokkaidoで連載中。https://www.instagram.com/michikokurushima/

ミチクル

北海道岩見沢市の山あい美流渡地区で、「森の出版社 ミチクル」という出版活動をしている來嶋路子です。マガジンハウス ウェブcolocal、JR北海道車内誌 The JR Hokkaidoで連載中。https://www.instagram.com/michikokurushima/

マガジン

  • 森の出版社ミチクル ローカルな本づくりは楽しい!!

    北海道岩見沢市の山あいにある、330人の集落・美流渡で、ささやかな出版活動を行っています。2011年に東日本大震災を機に東京から移住。2016年に近隣に山を買い、その内容を『山を買う』という本にまとめて以来、ローカルな中で本をつくる喜びに目覚め、その後「森の出版社ミチクル」という名で活動。ここでは本づくりの舞台裏を紹介します!!

  • 北海道移住 10年住んで伝えたいと思ったこと

    2011年、東日本大震災をきっかけに北海道へ移住。 東京出身の私にとって、北国での暮らしはサプライズの連続! これから移住をしてみたいというみなさんに向けて、リアルに感じた「伝えたいこと」をまとめていきます。 いずれ「森の出版社 ミチクル」で単行本化(色付きにします❤️)。 https://www.facebook.com/michikuru

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    絵本 DOGU かたちのふしぎ

    土偶はなぜ不思議なかたちをしているの?  そんな疑問をかたちとリズムから考えた一冊。 土偶を絵具で描き上げました。 カラー28ページ 12×12cm しおりつき 絵・文 來嶋路子
    800円
    michikuru
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    初期土偶03

    初めて土偶制作に挑戦した原点。 岩見沢市の宮村に買った山の粘土を使ったもの。 縦7.5cm、横6cm、幅3cm
    5,000円
    michikuru
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    初期土偶02

    初めて土偶制作に挑戦した原点。 岩見沢市の宮村に買った山の粘土を使ったもの。 縦9cm、横6.5cm、幅4cm
    5,000円
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    絵本 DOGU かたちのふしぎ

    土偶はなぜ不思議なかたちをしているの?  そんな疑問をかたちとリズムから考えた一冊。 土偶を絵具で描き上げました。 カラー28ページ 12×12cm しおりつき 絵・文 來嶋路子
    800円
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    初期土偶03

    初めて土偶制作に挑戦した原点。 岩見沢市の宮村に買った山の粘土を使ったもの。 縦7.5cm、横6cm、幅3cm
    5,000円
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    初期土偶02

    初めて土偶制作に挑戦した原点。 岩見沢市の宮村に買った山の粘土を使ったもの。 縦9cm、横6.5cm、幅4cm
    5,000円
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北海道の小さな集落・美流渡にある「森の出版社ミチクル」 「山を買う」などローカルならではの本を出しています

北海道岩見沢市の山あいにある、330人の集落・美流渡で、ささやかな出版活動を行っています。 2011年に東日本大震災を機に東京から移住。2016年に近隣に山を買い、その内容を『山を買う』という本にまとめて以来、ローカルな中で本をつくる喜びに目覚め、その後「森の出版社ミチクル」という名で活動を始めました。 その経緯はこちらの記事で紹介しています! その後、年1回のペースで本を出版するようになり、2021年には地域の仲間と知恵を出し合って、協力し合いながら本をつくる仕組み「ロー

    • 原稿を書くというのは、海の中に潜ることに似ている。 息を止めて奥底にある何かをつかみ取りたいのだけれど、息が続かずに水面へと直ぐに上がってしまう。 何度も息を止めて潜っていくうちに、ときどき何かに手が届くことがある。

      • 「來嶋路子 編集の仕事」展 トークイベントが終わりました! ざっくり内容と時間がなくてお答えできたかった質問にお答えします❤️

        11月17日にトークイベントを開催しました! 聞き手は編集者・ライター仲間の佐藤優子さんです。 まず初めに、自分のプロフィールを紙芝居風にまとめたものを読ませていただきました!!! その後、今回の展示に「アーティストとゴールの見えない道を歩いていたら30年が経っていました」というサブタイトルをつけた経緯などを話させていただきました。妥協のないアーティストやキュレイターとの本づくりがどのように進んで行ったのかという、いくつかの思い出深い本について紹介しました。 佐藤優子さん

        • 「來嶋路子 編集の仕事」展 アーティストとゴールの見えない道を歩いていたら30年が経っていました 

          11月14日から「編集の仕事」展が始まりました! 展示のコーナーは4つのコーナーに分かれています。 美術手帖時代『美術手帖』編集部には3年ほど在籍していて、その中から特集担当したものを主に展示しています。 特集の中には、のちに単行本化したものも。『日本イラストレーション史』や『一夜漬け日本美術史』『アーティストになるための基礎知識』などです。 こうして見ると、日本美術史、アニメや絵本・イラストレーション、京都や越後妻有など旅関係が多いことがわかります(現代美術については他の

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        北海道の小さな集落・美流渡にある「森の出版社ミチクル」 「山を買う」などローカルならではの本を出しています

        • 原稿を書くというのは、海の中に潜ることに似ている。 息を止めて奥底にある何かをつかみ取りたいのだけれど、息が続かずに水面へと直ぐに上がってしまう。 何度も息を止めて潜っていくうちに、ときどき何かに手が届くことがある。

        • 「來嶋路子 編集の仕事」展 トークイベントが終わりました! ざっくり内容と時間がなくてお答えできたかった質問にお答えします❤️

        • 「來嶋路子 編集の仕事」展 アーティストとゴールの見えない道を歩いていたら30年が経っていました 

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        • 森の出版社ミチクル ローカルな本づくりは楽しい!!
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          9本

        記事

          編集の仕事 2001年冬号 『みづゑ』リニューアル創刊

          いよいよ11月14日から「編集の仕事」展が始まります! 『みづゑ』は美術出版社を立ち上げた水彩画家・大下藤次郎さんが、当時、西洋から入ってきて一般にもその存在を知られるようになった水彩画の描き方を広めるために1905年に創刊した雑誌(発刊の挨拶は森鴎外が書いています!)。 その後、大判で美しいビジュアルとともに古今東西の美術を紹介する雑誌として愛されていたが、1992年に休刊となった。 この雑誌をもう一度、現代に甦らせたい、創刊当時のように一般の人にものづくりを楽しくわかり

          編集の仕事 2001年冬号 『みづゑ』リニューアル創刊

          編集の仕事 2012年6月号美術手帖増刊『フェルメール 16人が語る最新ガイド』

          『美術手帖』編集部から育児休暇を取り、その後北海道に移住して、在宅勤務となった書籍編集長時代に制作した一冊。 「真珠の耳飾りの少女」が来日するのに合わせて、フェルメールの研究者から画家、漫画家まで、幅広いラインナップのみなさんに、フェルメールのどこに惹かれるのか?をインタビューした。 オランダ取材が叶い、私は子どもが生まれてたばかりだったので行けなかったけれど、高校時代、最も好きな映画監督だったピーター・グリーナウェイのインタビューを収録できたことが、本当に本当にうれしかった

          編集の仕事 2012年6月号美術手帖増刊『フェルメール 16人が語る最新ガイド』

          編集の仕事 2008 『大人のドールづくり』 岩切恵実・著

          『みづゑ』編集部時代、ファッションデザイナーであり手芸作家でもあった岩切恵実さんとは、本当にさまざまな企画をご一緒させていただいた。 それは雑誌の記事づくだけでなく、みづゑ手芸部として、ワークショップや展示販売活動と多岐にわたる。 その後、私が北海道に移住してからも、札幌での販売イベントに誘ってくれたことから「みる・とーぶプロジェクト」という、私が住む岩見沢市の美流渡(みると)地区をはじめとする東部丘陵地域のPR活動が生まれるなど、いつも道なき道を先に広げてくれて、あとは飛び

          編集の仕事 2008 『大人のドールづくり』 岩切恵実・著

          これまでの歩みを紙芝居風に紹介 転機は3回 東日本大震災、会社の民事再生申立て、そして山を買う

          札幌・円山にあるポンピィエハウスで現在開催中の「本とカゴと土偶」と、14日から始まる「來嶋路子 編集の仕事」に合わせて、これまでの歩みを振り返る紙芝居風の自己紹介をご覧ください! この自己紹介は、北海道教育大学で非常勤講師を務めていた頃、コロナ禍となり、授業がすべてオンデマンドになったとき(オンライン授業の環境が整っていなった)、学生のみなさんに少しでも和んでもらえたらと思ってつくった資料です! 今回、17日にアートブックの編集について語るトークイベントがあるので、そのときに

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          森の出版社ミチクルの本 編集の思い出を手書きで綴ってみました!!

           札幌・円山にあるポンピィエハウスで現在開催中の「本とカゴと土偶」展では、森の出版社ミチクルの本を並べています。 本をつくってきた思い出を自分なりに書いてみようと思い、綴ってみました! 10日に会場に行くので、そのときに掲示してこようと思っています。 それではずらっとご紹介します!

          森の出版社ミチクルの本 編集の思い出を手書きで綴ってみました!!

          編集の仕事 2005 『絵が「ふるえるほど好き」になる』 MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド

          絵とものづくりの雑誌『みづゑ』をリニューアル創刊したのが2001年。 創刊の第一号の表紙をMAYAさんに依頼し、それが縁で、さまざまな記事を制作させていただいた。 その後、『みづゑ』で「MAYA MAXXのふるえるほど好き」という連載がスタート。ふるえるほど好きな絵画に毎回会いにいって、それについて語り尽くすというもの。日本にある作品の紹介がほとんどだったが、2度海外の取材も。 その一つが、ロシアへの旅だった。 2005年にモスクワにあるプーシキン美術館から、マティスの『金魚

          編集の仕事 2005 『絵が「ふるえるほど好き」になる』 MAYA MAXXのロシアの名画と旅ガイド

          編集の仕事 2022 『ジ・アート・オブ・めめめのくらげ』 村上隆・著

          編集人生の中で、もっとも刊行までに時間がかかったのではないかと思われるのがこの本。およそ6年の歳月がかかった。 村上隆さんの長編映画『めめめのくらげ』のメイキング本。 当時を知るスタッフが村上さんの会社にはもういなくて、膨大なデータを一つ一つ開いてはそれがなんなのかを探り、仕分けをしていくという作業を延々と繰り返した。 また当時制作に関わった人々にインタビューをし、そして打ち合わせや映画の撮影の様子を記録した映像をすべて見るという、、、、とてもゴールが遠い仕事だった。 そうし

          編集の仕事 2022 『ジ・アート・オブ・めめめのくらげ』 村上隆・著

          編集の仕事 2013 『スヌーピー展』 しあわせは、きみをもっと知ること。

          朝日新聞社が主催した「スヌーピー展」のカタログ制作の仕事に編集として関わらせてもらい、シュルツというアーティストとじっくり向き合った一冊。 下描きをほとんどせずに描く、ほぼ毎日新聞に掲載され続ける中で、どうユーモアのある作品をつくり続けるかなど、本当にたくさんのことを学ばせてもらった。 デザイナーの祖父江慎さんがアートディレクションを手がけ、「ピーナッツ」の原寸大原稿・観音開きページはすごく萌える(!) 原画が普通のコミックスよりもとっても大きいことがわかってもらえる こ

          編集の仕事 2013 『スヌーピー展』 しあわせは、きみをもっと知ること。

          編集の仕事 2010年4月号 『美術手帖』ディック・ブルーナの謎

          『美術手帖』副編集長時代に特集を担当。 アートの専門誌で、絵本作家の特集をするということがチャレンジだった時代の一冊。 ミッフィーの作者・ディック・ブルーナさんは、『うさこちゃんびじゅつかんへいく』などで、ミッフィーがマティスやモンドリアン、カルダーなどを彷彿とさせる作品を見て、素朴な言葉を発するという絵本もある。 特にマティスは、ブルーナがシンプルであることの大切さを学んだ大切な画家。 そんな美術作品とのつながりや、物語に込められた謎などを紐解いていった。 ブルーナの作品

          編集の仕事 2010年4月号 『美術手帖』ディック・ブルーナの謎

          編集の仕事 2018 細田守 ミライをひらく創作のひみつ 松嶋雅人著

          アニメーション映画監督の細田守さんが手がけた映画『未来のミライ』をはじめ、そのほかの作品には、日本美術が培ってきた表現の伝統が生かされているのではないか。 そんな視点で国立博物館学芸員の松嶋雅人さんが、アニメーションを読み解く本。 美術出版社の後輩が考えた企画で、編集に誘ってくれ携わることになった。 国立博物館で細田さんと松嶋さんの対談を収録し、そのインタビュアーを務めたとき、自分の第三子がまだ小さく、抱えて一緒に取材をした思い出が懐かしく甦る。 この取材の後にも、いろい

          編集の仕事 2018 細田守 ミライをひらく創作のひみつ 松嶋雅人著

          編集の仕事 2012 アシュラブック 著・北 進一

          以前に『東洋美術史』という本の改訂増補版の仕事をしたときに、著者の一人・北進一さんに出会い生まれた本。 最大のテーマは「興福寺の阿修羅像が美少年になった理由とは? 」。 なぜそもそも鬼の神で、インドや中国など各地でつくられた像の多くは、 すさまじい形相をしているものが多々あるなかで、 興福寺の阿修羅像が生まれたのかに迫った本。 これは私が編集した本の中でもマニアック度が高いもの。 本来は、著者のマニアックさを編集者がマイルドにしていくものだと思うけれど、私もどちらかというとマ

          編集の仕事 2012 アシュラブック 著・北 進一

          本とカゴと土偶 ポンピイェハウスでミチクルの展覧会が始まりました! 

          イラストレーターのすずきももさんが運営する、とても素敵な本とカフェとギャラリーがある「ポンピイェハウス」で、森の出版社ミチクル「本とカゴと土偶」が始まりました! 今日は初日でいろいろと展示をしてきましたよ!!! 森の出版社ミチクル 本とカゴと土偶  11月1日ー25日(火水休) 森の出版社ミチクルの活動では、これまで制作した本とともに、最近熱心に取り組んでいるかご編み、野焼きで作品をつくっている縄文土偶も販売させていただこうと思っています! 來嶋路子 編集の仕事 アーティ

          本とカゴと土偶 ポンピイェハウスでミチクルの展覧会が始まりました!