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自分の感情の扱いをロジック・ブランチしてみた

教育のためのTOC Advent Calendar 2022 1日目の記事です。今年もこの季節がきました。他の方の記事が楽しみです。

望まないアドバイスをされて、イーーッ!と腹が立つことがありました。
ただ一方で、腹が立ったままというのもしんどかったりします。

そんなとき、無意識に教育のためのTOCのロジック・ブランチの考え方を利用して、感情や行動を変えられないか?と考えていることがあるように思います。

人に話したところ、話を聞きながら実際にロジック・ブランチにしてもらえたのが面白かったので、紹介します。

書き取ってもらったままのロジック・ブランチ
読みやすいように書き直しました

※このとき「嫌なことならスルーしてもいいのに、それはしないんだね」というフィードバックが面白かったです。
(確かにその箱がないと、「腹が立つ」の後がつながらないのでしょう)

きっかけ

Facebookにしょーもない失敗談を書いたとき、そのコメントで「え、なんで○○しないの?」と言われてイラッとしたことがありました。
(細かく書くとバレるので、ふわっとした表現になりますが)

放っておけばいいのですが、こんな感じで悶々と思い出し続けてしまいます。つくづく損な性格なのです。

  • こんなことで腹を立てていることすら歯痒い

  • でもなんか気になってしまう

  • 勢い余って喧嘩腰のコメントを返してしまうのも嫌

  • でもなんか気になってしまう

2通りの結果を考えた

こんな感情をどうにかしたくて考えたことは
「なんならもう、言われたとおりに一度やってみたらどうだろう?」ということでした。

そしてそのとき「実際にそれをやったら、わたしはどう感じるか?」と、行動後の感情を2パターン想像していました。

相手をこっそりディスるか、恩恵を受けるか

想像してみると
「やってみた結果どっちに転んだとしても、わたしは損はしなさそうだ」と思えました。ある意味都合よく考えられ、溜飲が下がったのでした。

  • そのアドバイスに従って、自分にとって良い結果になれば、それはそれでラッキーじゃん?

  • そのアドバイスに従って、自分にとって良い結果にならなければ、わたしはそのアドバイスを正当に却下できるし、もうイライラも正当化していいよね!

仮説のとおりにやってみた

興味深かったのは、この後アドバイスどおりにやってみたところ、ラッキーの方の結果、とても有意義な結果を得られたのです

  • そのアドバイスに従うと、同じ失敗を取り返すコスト(時間や労力)が今までよりも小さく済むとわかった

  • そのアドバイスの行動を無意識に排除していた理由が、誤りだったと確認できた(自分の思い込みだった)

この(嫌味な)アドバイスに従ったことで、自分にとっての新たな・発見につながったのでした。

せっかくなので、友人に書いてもらったロジック・ブランチ全体を声に出して読んで確認して、自分でもう一度書き直してみました。

2つのロジック・ブランチに分けてみました

ブラックな一面を逆に利用する

今回仮説の中に、自分のブラックな一面も登場しました。
良い性格とは言えないし、ロジック・ブランチの良い使い方ではないかもしれませんが、結果的には気持ちを切り替えられたことは大きかったです。
自分で自分の感情をコントロールできた。

そして「もし似たようなネガティブな反応をしかねないときには、同じように捉えてみよう」と自分の中に小さな成功体験ができました。

ちなみに聞き手の人からは、
「腹が立つシリーズ笑」
「自分のトリセツを書いているような感じだね」と言われました。
なんかデジャヴ感があるなと思ったら、たぶんこれですね。
以前のアドベントカレンダー記事も晒しておきますね。


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