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3ステップでトラウマを乗り越え再びパンを焼けた話

大袈裟なタイトル(笑)になっちゃいましたが、そんな体験をしたので、ここはひとつもしかしたらこんな方のお役に立てるかも?と思いつつ、書いてみます。

・パンづくりにチャレンジしたい
・(パンづくりだけでなくもう少し範囲を広げて)気になっていることにチャレンジしたいけどなんとなく億劫

ささやかなのに、チャレンジできてないこと

年初なんかに書く流行りの「やりたいことリスト」に
なぜか書いてしまう「パンづくり」。

買ってくれば済むものを時間をかけてつくるというのが、人としての余裕の象徴のようであり、焼けたときのアロマや満足感もきっと間違いない。
素敵な想像は膨らむばかり。笑

でも逆に言えば、
ゆっくりパンをつくる時間が取れない。
時間がかかりそう。
なんか難しそう。失敗しそうで怖い。

そんな感じで、いまいちチャレンジする力が出なく、億劫な気持ちがありました。(やりたいことじゃないんかい)

チャレンジが怖い・億劫なときの進め方をパン作りに応用

今回、ずっと億劫だったパンづくりができたことは、「教育のためのTOC」の中でも、目標達成のための「アンビシャス・ターゲット・ツリー(ATT)」に似た進め方をしてたかもしれないなとあとで思いました。

目標達成というとかっこいい感じがして自分ごととして考えにくいものですが、ちょっと素敵な未来が得られるとわかってはいてもチャレンジするのが怖い・億劫なときの考え方、進め方として、さまざまなテーマで応用できそうな考え方な気がしています。

そこで、今回のパンづくりを応用できる例と捉えて、流れを追ってみます。

Step1: 何が不安なのか?

始める前のわたしの不安は、以下のような感じだったと思います。
改めて言語化してみます。

1. 前回パンを焼いたときに失敗した(イメージしていたものと違うものができた)のでまたきっと失敗すると思う。怖い
2. パンづくりの経験値がなく、うまくいくコツがわからない
3. 焼いたあと食べたいと思えないものができる
4. 食べきれない量ができてしまう。これで美味しくない場合最悪

Step2: 本当はどうだといいのか?

これらに対して、どうしたいか、どうだといいのかをそれぞれイメージします。
Step1の番号に対して、それぞれイメージしたものです。

1. 失敗する要因を極力減らす
2. コツをあらかじめ押さえてから始める
3. 自分で食べたくなるパンにする
4. 少なめの量で作れるレシピを見つける

Step3: じゃあどうしようか?

これを実現するためにはどうすればいいのだろう。
これもStep2の番号に対応させて考えます。

※今回のパンを焼く事例では厳密にATTの流れに沿って考えたわけではなく、無意識にこういった行動を取っていた感じはありますが。

1.
・少ない数の材料で済むレシピを探す
・時短狙いやアレンジされたレシピでなく、プロが説明している基本的なレシピを探す
・自己流のアレンジをしない。先人に忠実に。
2.
不安な捏ねや丸め作業は、YouTube動画を見て、プロの手の動きを確認する
(なんでこの順に材料を混ぜるのか等の根拠の解説もあり助かる)
3.
自分がすきなor食べたことのある種類のパンにする。わたしの場合惣菜パンや写真映えするパンより、シンプルで食事の邪魔をしないパンがすき。
4.
強力粉200〜250gのレシピが多い中、120gのレシピ(できあがりでロールパン3個分くらい)を見つけたのでそれを採用する ※今回は事後で見つけたわけですが

そしてわたしでも焼けた

ここまでで、ATTのステップに合わせて書きましたが、実際の流れは以下のような感じでした。

前回パンを焼いたときは、時短レシピで捏ねがなく、それが満足のいくパンにならなかったのかもしれないという思いもあり、今回は捏ねもやろうと思っていました。

それで、拝見した動画がこれでした。
動画へのコメント欄からもわかるとおり、とても参考になりました。
最初はかなりべたつきのある生地もだんだんまとまっていきます。そんなことは全然知らなかったので、動画を見なかったら、いきなりやったら失敗した?!と思っただろうな。

ここのレシピを見てみようと思い、初心者用のレシピを探したところ、フォカッチャが簡単とありました。

フォカッチャだったら食べたことがあるし、お味もシンプルだし、ワインとも合いそうだし、良いかも!材料も手持ちのものばかりだし、できあがりは小さいフォカッチャが3つだけ。やる気が出ました(^^)

同じレシピを編集部がやってみた、という記事もとても参考になりました。

こうしてできたフォカッチャがこちら。
おなじみ富澤商店のサイトも見て、ローズマリーだけ、アレンジしてみました(^^)

良い匂い。

焼き上がりがうれしい。
不恰好だけど、うれしい。
前回焼いたときよりもそんな気持ちでいっぱいになりました。

ちょっと無理矢理3ステップに寄せて書きましたが、いかかがでしたでしょうか。

Step1: 何が不安なのか
Step2: 本当はどうだといいのか
Step3: じゃあどうしようか

パンを焼いてみたいけど億劫な場合、あるいはパンでなくても何かやりたいのに二の足を踏んでいるというときに、こういう進め方もありかもしれません。参考になれば幸いです(^^)

最後に、教育のためのTOCについては、このあたりが参考になると思います。


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