見出し画像

やっちまった!と思った後の思考

教育のためのTOC アドベントカレンダー 2023の15日目の記事です。

この夏の実家での出来事、そのときに脳内ですけどツールの考え方を使って思考したなって話です。


やっちまった!

こういうことってありますよね。
お願い、あるある、あるよねー!と言ってください。

お米をぶちまけてしまった……

脳内でバババッ!っとツールを使ってたかもって話です

ロジック・ブランチ

「ぎゃ!」と思った次の瞬間、
「なんでこんなことになってしまったんだろう」
「次は失敗しないぞ」と、瞬時に振り返りが起こりました。

因果関係図であるロジック・ブランチでシンプルに可視化してみるとこんな感じでしょうか。

なんでこんなことに?

こんなくだらないことでロジック・ブランチを細分化する必要はないのですが・・自分の練習のためにやってみました。

これだけの数の箱になると、自己チェックもするはめになり(?)、結構細かくなってしまいますね。

なぜこぼれたのか?のロジック・ブランチ

この図からわかること、知りたいことは「根本原因はなんだろう」ということです。
今回の場合は、おそらく「米袋に深さがある」ことでした。
そこがなければそもそも、この問題は起きなかった可能性が高いです。

2合目をすくうときは伸びきっていた袋の丈をかなり縮めることで、2回目もこぼれることを防ぐことができました。

クラウド

次に、お米をなんとかして片付けなければなりませんが、若干の迷いが出ました。
これを対立解消図であるクラウドで表現してみます。

これが解決しないことには、こぼした米の処理方法が違ってくるぞ、と思ったのです。

こぼした米を拾った後、使うか使わないか。矢印の先の箱にニーズを書いて考えます

実際のところは、私はクラウドが苦手です。
なぜならば、本当にジレンマに陥って苦しいときに自分の本来のニーズを深掘りして言語化するプロセスを行うことになるためです。
自分のニーズに向き合うのが下手なんですよね…

なので(このような軽微なテーマでクラウドを書くのは実際にはあまり実用的な例ではありませんが)、「自分は何に迷っているのか?」「自分は何を望むのか?」を考える良い練習にはなるかもしれないと思い、書いてみています。

そしてこんなクラウドなので、両方のニーズを満たすWin-Winの解決策も簡単に出るわけですが・・

自分の中での結論は「こぼした米を拾って、問題ないと思えるまできれいにして、一緒に炊けばよい」ということになりました。

アンビシャス・ターゲット・ツリー(ATT)

さて、こぼした米を拾おうというところまで来ました。
でもこれをうまく、こぼしていない米と合流させないといけません(笑)

どうやって拾って、きれいにするか・・?

この疑問を言語化できれば別にツールを使う必要もないですし、、何よりもこぼしたお米を無事に拾ってうまく洗うことはアンビシャス・ターゲット(野心的で達成困難な目標)とはいえないので、アンビシャス・ターゲット・ツリー化するにはこれまたテーマとしてはふさわしくないかもしれませんが、せっかくなので書いてみます。

目標達成に対する障害(≒言い訳)とその言い訳に対する理想形を出した後で、何をするか考える

こんな感じで無事にお米を拾えて、きれいにしてから、ごはんを炊くことができました。
(もちろん家族には内緒です)

でも「なんだか楽しい」かも

こういう面倒ごとが起きたときに「あ〜〜〜😩」とゲンナリすることって多いですよね。

でもこういうときはツールを使うチャンスです、奥さん。

もちろん時間や気持ちに余裕があるとき、つまりゲンナリのテーマが軽めのときだけかもしれませんが、そういうときに教育のためのTOCのツールを知っていると、ピンチをチャンスとして楽しめることもあるかもしれません。

こんな感じで、シンプルな「考える」筋道を知りたい方はぜひ一緒に学びましょう😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?