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ミディアム、サイキック、チャネリング、ヒーリングの違い

英国にはスピリチュアリストチャーチというのが全国に。。実に300くらいある。大抵どこのチャーチでもミディアムシップのデモンストレーションや、ヒーリングクリニックというのをしている。スピリチュアリストチャーチは商売的ではなく、特定の宗教も持たない。基本は寄付金でという感じで敷居が低い。(うわ。近所のスピリチュアリストセンターでトレーニングしてるー。行ってみよ!こんな引用文も見つけました)

We are not human beings having a spiritual experience. We are spiritual beings having a human experience.” 

私たちはスピリチュアルな体験をしている人間ではなくて、人間の体験をしているスピリチュアルな存在です。

Pierre Teilhard de Chardin


デモンストレーションはその日そこに集まった人たちにメッセージを届けたい霊がやってきて、ミディアムがそのメッセージを届けるというもの。

ロンドン時代に行っていたカレッジCPS(College of Psychic Studies) と、SAGB(Spiritualist Association of Great Britain: 英国スピリチュアリスト協会)という有名になった江原さんが行っていたという場所(その頃はまだ知られてもいなかったけれど)でも、このデモンストレーションを見に行ったことが何度かある。

残念ながら私へのメッセージに当たったことはないけれど・・・雰囲気から言うと、ロンドンの一等地にあるカレッジや協会という立地からも、割と裕福層の奥様とか、いかにも紳士な方が多い。みるからにオシャレで知的で素敵な方が多いのでヒッピー的な感じとかおどろおどろしい感じではない(まあ、いろんな人がいるので、そういう人もいるけれど・・・)、普通に何かの講義を聞きに行ってる感じ。(多分ローカルなスピリストチャーチだとごくごく普通なんじゃないかなと思われる)

そうか、肉体が死んでも魂は存在し続けていて、いつでもこちらの人とコンタクトも取れる状態なのだな・・・と知り、死んでも終わりではなくまた「再会できる」のだなというのが霊媒師のお仕事。シンプルに、その「死後の世界の証明」という役割を霊媒師がする。

死んでも会話ができるなんて・・・
そう思う人も多いと思うけれど、
できるのです・・・
その霊さえがその気になって来てくれれば。

霊媒師はこっちでスタンバイしているだけなので、メッセージを伝えたい魂がやってくる。
そしてどうしてもメッセージを聞きたいと思うのは、我が子を事故で亡くしたり、家族を自死でなくしたり、急死の人が多いらしいのだけれど、その気持ち、わからない人はいないと思う。

ひとこと、ごめんねと伝えたかったり、
私は大丈夫だからと伝えたかったり、
感謝していると伝えたかったり。。

というのが、ミディアムシップ。

ミディアムを憑依の形で完全に肉体を貸し出して行うのは、トランスミディアムシップ。いわゆる「いたこ」が同じ。きっとどの文化にもそういうシャーマニズムがあるのだと思う。

じゃあサイキックは?というと、これまたちょっと違うのです。
サイキックリーディングは、基本的には生身の人間のエネルギーを読む。

そしてチャネリングは、この世にはいない、別次元の存在のエネルギーを読む。天使とか宇宙人とか・・・ 私が得意でない浮き足立ちすぎなエリア。笑(スザンもそうだったのだけれど、彼女は大天使ミカエルがやってきて・・・というエピソードで、「いや、それは流石に無理!」と否定しつつも、否定できないミラクルの連続で証拠を見せ続けられて、マジでそうだったのかあーと存在を認識してる・・彼女の動画、こういう小話がむちゃくちゃピュアで楽しいのです。)

そしてわからない人にはヒーリングも同じだと思うかもしれませんが・・・ヒーリングは全く違い、ヒーラーがつながるのはピュアな癒しのエネルギーそのもの。そのエネルギーを自分を通して特定の人に流すのがヒーラー。ヒーラーにいわゆるサイキック能力は不要なのです。(多くのヒーラーがサイキックリーディングを交えたヒーリングをしてしまっているので誤解されやすいのですが)

ついでにタロットは??というと、カードに依頼者のエネルギーが転写されるイメージです。同じ本を訳しても、英語に訳したりドイツ語に訳したり、もともとの言語から数カ国語を介すうちに、伝言ゲームになるように、訳し方は微妙に読み手によって個性ができますが、大きなメッセージや意味は言い換えれば同じだね・・・というものになるはずなのがタロット。

ああ・・・また長くなったので続きは明日・・・


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