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金曜パラダイス病

花金はもはや死語なのかもしれませんが、土日休みの会社員にとって
金曜はいつだって心浮き立ち、嬉しいものです。
私も金曜の夕方仕事が終わると、ウキウキしながら好きなワインを買い、
家族と家でお疲れ様会したり、友人と飲みに出掛けたり。
最初のビール1口目は「美味しい〜!」と魂の叫びが出てます(笑)。
 
・・・が、昔、かなり自分に合わない内容の相談業務をしており、
金曜に対する期待感が尋常じゃない位大きくなっていた時期がありました。
平日これだけ大変な思いをして働いてるんだから金曜くらいはいいだろう、とお酒の量も増え、ソファで気絶したように眠ることが常。
そして一瞬で終わる土日(泣)。
日曜の夕方からテンションは下がり気味になり、月曜の朝はお通夜です。
ある時はたと、私は月曜から木曜を無駄にしていないか?
何曜日であろうと自分の大切な人生の時間であることに変わりはないのに・・・。
と我に返りました。
そして、以前はここまで曜日に対する好き嫌いを感じずに過ごしてきたことにも気付いたのです。
結局、ずいぶん悩みましたがその仕事は次の年更新しないことに決めました。
私はフリーランスなので毎年仕事の取捨選択がしやすい立場にはありますし、会社員だったらそういう曜日感覚は当たり前だろ!との声は勿論あると思います。
ただ、限度を超えてるな、という自分の中の境界線には気付けるかもしれません。
 
苦しみ抜いた末に迎える金曜日の喜びは、もはやドMの世界。
しかもその時間の短いこと!
仕事してれば大変なことも多いけど、
長い平日こそある程度は有意義に過ごして
「お、明日はもう金曜か」くらいの余裕をブチかましたいものです。

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