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ykuw土木フェス 2022 レポ

2022年3月19日に三重で開催された「ykuw土木フェス」
建設関係や研究所などから集まった10名で商工会議所を貸し切って、施工例や研究の紹介、最新の建設機材の体験などが行われました。

元々は、VRミートアップ三重と連続する日程で開催予定でしたが、流行病によりykuw土木フェスのみとなりました。

#Day1 お食事処 静亭 でLiDAR

静帝は、奈良県吉野山にある観光地の食事処。桑山さんのお気に入りで、春になると一面が桜に覆われるロケーションです。女将さんのLiDARへのウケも良く、時間をかけてスキャンできました。定食の白米を柿の葉寿司に変更すると幸せになれます。
この頃、ScaniverseにDetailモードが追加されたので試してみました。Detailモードは、LiDARとフォトグラメトリを組み合わせた処理で、ローカル処理・短時間でスキャン結果が出るので良い。4G回線が入りにくかったので、WiDARとMetascanの処理はホテルに着いてから行いました。「同じ部分を3回往復すると綺麗に撮れます。普通のLiDARだと往復しちゃダメよ!」 by 桑山さん

静亭をスキャンする桑山さんをスキャン

屋内スキャンはEvery Pointベータ版チュートリアルを参考に撮影しました。屋内の内壁の角は、角を中心軸に自分が回転すると綺麗にスキャンできるよ!
お店が広かったため、内壁のループが綺麗に繋がりにくいです。ジンバルを装着して下画像のようにスキャンするとループが繋がりやすい。今回はDJI Osmo Mobileを使いました。

#Day2 MR遺跡再現ツアー (ワイクウーデザイン作)

史跡メタバーーーース!!!!
名張市の夏見廃寺をHoloLens2とSTYLYでMR再現。
基石がSTYLYの原点になっており、タップするだけで夏見寺が現れます。アプリ入れて即体験できるSTYLYはとても強い。
HoloLens2では自己位置推定が行われ、基石まで移動する手間なく体験可能でした。クライアントPCから複数のHoloLensを繋げて、画像・動画・テキストチャットを使って史跡案内も可能。当時の服装や顔のアバターがあれば、HoloLensで当時の生活風景に溶け込めたり…
元々、夏見廃寺の敷地には現在のような木々は無く、MRだと当時の風景に木々が重なる問題を発見。木々をマスキングして透過させる処理が出来れば良いな (人体はARKitでマスキングできる)

STYLYの方角合わせは、並んだ基石の直線上にiPhoneを置いた状態で原点をタップする必要がありました。ジャイロや方角で勝手に向き合わせを処理してくれれば更に便利になると思う。
※アプリの更新してなかったので、AR Occlusionは効きませんでした。今のSTYLYはAR Occlusion が実装されてます https://styly.cc/ja/manual/occlusion/

#Day2 ykuw土木フェス

これがメインのイベント

うっちーさんのBLK360を体験しました。会場のスキャンに約2分。設定から後処理までiPadだけで完結できるの良い。鏡や光沢のあるものはiPhone LiDARと同じくスキャンできない仕様ですが、シャンデリアの金メッキは普通にスキャンできました。

大人数に囲まれて怖がるBLK360

他にも、各位の取り組み・建設業の現状などをプレゼンしました。
iwama君は、今回 初オフライン参加でした!
iwama「オフライン初めてすぎてめっちゃ緊張した…」

オフラインならではのディープな内容も聞けた1日でした。

BLK360触らせてくれてありがとう!


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