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1089/1096【質問回答】高齢処女だけどちゃんとできるのか不安…

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1089日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。点線以下が本日の話題です

1089日目。いよいよ残7日。明日からは最後の一週間です。なにかに期間を設けておくと、終わりが生まれる。その終わりは、また別の始まりを生む。これがこんなにも、心にドラマを、それから現実にも大きな変化をもたらすことになるだなんて…!そんなことを考えもせずに、勢いと決意だけで始めた毎日投稿でした。

なにかを決めるのって、怖かったり不快だったり不安だったりしませんか。以前のわたしは決めるのが苦手でした。自分で決められる自由よりも、決めてもらう安心のほうが助かるという感じでした。人って意外と自由が怖いものなのだなと思います。

でも、自分で決めないでいることは、「決めない」という決断を下していることになるのですよね。すると、自分で決めなくては起こり得ないことを体験することができません。たとえばこの毎日投稿を書くことも、誰かが決めてくれたりはしません。

言い換えれば、わたしたちの手には「待っていても決して起こらないこと」を自分の人生に起こす力が握られているということですね。

決めてもらうと、決めた相手にいろんな責任を負わせてしまいますよね。それから、自分で決められる力があることを投げ出してしまいます。でも、自分で決めると、わたしが決めた。わたしが動かした。これからも自分の人生を自分で創っていける。という感覚を呼び覚ますことができます。

だから自分で決めることにはメリットがいっぱいです。そのことにこうしてリアルな実感を持てたことを、しみじみと良かったなあと感じているゴール7日前であります。

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最近増えている性の悩みのご質問にお答えしたいと思います。

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デリケートなトピックなので最初にお伝えしたいのは、わたしはこのご質問文から得られる情報の範疇でお答えしますが、これが完璧な正解と思わずに、婦人科などに行ってご相談してみたりすることもとても良い進み方だと覚えておいてほしいということ。身体のことなので、それぞれの部位についての専門家に頼るのはとても良いことです。

わたしがご質問文の中から、身体が異物を拒否する原因だと思ったのは「初めてだということを言いたくない」というところです。

言いたくない理由は、あなたが未経験であることを「恥ずかしいこと」だと思っているからだと思うのです。その思いは、自分を解放することを阻んでしまうものですよね。器質的な原因や、あるいは潜在意識のレベルでの性行為への恐怖など、他にも理由はいろいろ考えられもしますが、この「未経験であることを言いたくない」と考えているところも、今のあなたに少なからず影響しているものと思います。

心と身体は連動していますよね。緊張すると心臓がドキドキしたり、がっかりすると食欲がなくなったり。そして性の場面でも、自分を解放することを阻むような思いがあると、女性の場合は膣の状態にてきめんに現れやすいのです。きつく固く閉じてしまうことも多いのですね。

あなたの想像する初体験時の相手の男性が、あなたが初めてであることを伝えられないと感じる相手なのだとすると、あなたが本来の自分を見せられない、まだ安心できていない相手だということになります。その相手とするとき、あなたはそこでたくさんの嘘と演技を必要とするのではないでしょうか。そんな間柄の人と、そこまでの負担を自分に強いてまでする必要はないのだと思うのです。

もしも幸せな初体験を望むのであれば、初めてであることや、それに対して不安を持っていることなどを安心して伝えられる相手であるほうが良いのではないかと思いますよ。相手に嘘をついて身体の関係になろうというのは、相手も自分も尊重していない行為ではないでしょうか。

あなたにとって性行為がそんなふうに「自分を偽る必要がある」「慣れていないのは恥ずべきこと」「男性というのは初めてであることを伝えると嫌がるもかも知れない」というような設定になっているのだとすると、その不安は自分の身体が開かない大きな理由になり得ます。安心の度合いと膣の柔軟性とは、比例していると言えるからです。

わたしは個人的に、性的な行為について「初めてかどうか」ということってまったく重要視する必要のないことだと思います。それは古い価値観であり、現代のわたしたちを助けてくれるものではないと思うのです。逆に言うと、初めてでないのなら、毎度の行為を軽視していい、大切にしなくていい、ということでもないということです。初めてだろうと二回目以降だろうと、おなじように尊重したいことです。だから、回数を気にするのをとくに意味のないことだと思っています。

サーフィンでも麻雀でも編み物でもスピーチでも、わたちたちの取り組むどんなことでも、初めてだったりまだ慣れのないことをするときって、誰もがどうしても緊張したりぎこちなくなったりしがちですよね。そんなときに「初めてであることを隠して、ある程度慣れているように見せなさい」という条件をつけられたら、緊張は何倍にもなってしまいます。どんなことだって、その条件のもとでやろうと想像するだけで、ずいぶんと難しいものに感じられてしまいます。

あなたは性行為に対してそれを前提にしてしまっているので、無意識にも身体が強く緊張してしまっているのだと思います。今はなによりも、自らの思い込みで起こっているその緊張をやわらげてあげるのが、最善のことではないでしょうか。そして、いつか安心できる相手と交わることで、自分だけで及ぶ範疇を超えて、一緒に開いて、悦びを高めていくこともできますよ。

ですから、今は無理に身体を開こうとしないで、あなた自身を緊張させている「高齢で初めてなのは恥ずかしいこと」「相手にそれを言うことはできない」という思いそのものを、急がずゆったりとしたペースでゆるめていってみてください。

もしも未経験だと知っただけで困ってあなたから逃げだしてしまう男性がいるのだとしたら、「そういう人としなくて済んで良かった」と考えていいのですよ。でも、もしもあなたがそのことを隠していたら、それすらも見極められませんよね。

女性は自分を隠したり偽ったりするために男性と交わるのではありません。男性との交わりによって、偽りのない交歓によって至福を高め、自分を解放して本来のパワーを取り戻すことができるのですね。しかし、それを成し遂げようとして相手に気を遣ったり、嘘や演技で苦痛や緊張を味わうようでは本末転倒だと思いますよ。

だからまずは、自分を恥じることなどないのだと知ってください。とは言っても、難しくなどないので大丈夫、大丈夫。「このままのわたしと楽しんでくれる人がいいな~❤最初はちょっと緊張するかもしれないけど、初めてなんだよーと伝えたあとも自分を大切にしてくれる人と、時間をかけて楽しむうちにだんだんできるようになるだろう❤」と思ってみるだけでいいのです。

そして、「ちゃんと」迎え入れたい、と書いていますが、初めてのときからいきなりできなくたってまったく問題ではないのです。それに、挿入することが重要なのではないのです。なので、処女を捨てるよりも、その「ちゃんと」できなくてはならないという、自分に厳しい思い込みのほうを捨てちゃってください。性の悦びは人それぞれですし、タスクもマニュアルもお手本もゴールもないことなのですから。

処女を捨てることなんかよりも、相手がどう思うかよりも、なによりもなによりも、自分をいたわって安心させてあげることを考えるのが先です。偽らなきゃダメだなんてことを、自分さんに強制しないであげてくださいね。急かさず、のんびり、優しくいきましょう。女性の身体をゆるめる鍵は「安心感」ですからね❤

さて、今日はここまで。

それではまた、明日ね。

毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)