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『相次ぐ海難事故によりヌサペニダ島のビーチが遊泳禁止に』バリ島ニュース

この年末年始、ガバメントからも高波注意の通達があったが、実際バリ島やヌサペニダ島での海難事故が報じられていた。
今回遊泳禁止となったヌサペニダ島は島の周りの流れが非常に強いことで知られている。島を囲む岸壁から強い波が寄せることが伺われる。
厳しい自然の中で形成されたダイナミックな景観は近年特に注目されており、年々観光客が増えてすっかり人気スポットになっているが、自然の厳しさがその美しい景観を作ったのだということを忘れてはならない。

  ヌサペニダ島(バリ州クルンクン県)の3つの人気ビーチでは、再開の通知があるまで遊泳禁止となっている。最近相次いで海難事故が起こっており、安全面での理由による。
  1月3日、ドイツ国籍の Yury Chernyavskiy さん、オーストリア国籍の Matthias Mittringer さんの2名が、高波で溺れていた旅行者を救助した後、行方不明となったが、9日後バリのレスキュー隊が捜索が打ち切られた。
  その前は、マレーシア人がダイヤモンドビーチでおぼれている2名を救出した後に行方不明となり、12月28日に死体で発見された。
  これらの惨事から、クリンキングビーチ、エンジェルズビラボン、ダイヤモンドビーチの3ビーチで観光客の立ち入りを禁止することとなった。
  クルンクン県 Nyoman Suwirta 氏は昨日の会見で、これら3ビーチは海況が荒れているため遊泳が非常に危険な状態になっており、特別予算を組んでライフガードを増員し、旅行者の海難事故防止に努めると発表した。
クルンクン警察署長  I Nengah Sadiarta 氏によると、本日から遊泳禁止となる。旅行者がこれらのビーチを訪れることは可能。しかし、遊泳は禁止とし、今後、立て札やフェンス、サイレン、監視カメラの設置が予定されている。

Coconuts Bali "No swimming at Diamond Beach, Kelingking Beach and Angel’s Billabong until further notice: Official" Jan 13, 2023

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